カードローンの在籍確認。バンクイックではどのような流れか検証

カードローンは、消費者金融だけでなく銀行でも多く取り扱っています。それだけカードローンという商品が、いざお金が必要な時には重宝し、多くの人に利用されていると言えます。

しかし、必ず審査があり、また審査の中では在籍確認と言って勤め先への電話連絡が入ることが必須になっています。とはいえ、勤め先に電話があるのは避けたいもの。

三菱UFJ銀行のカードローン「バンクイック」は、消費者には好評のカードローンです。消費者に優しいバンクイックだからか、在籍確認はないとの意見もありますが、実際にはどうなのでしょうか。

在籍確認がどういうものかを、バンクイックの在籍確認の有無を含めて説明したいと思います。

大手銀行のカードローン「バンクイック」とはどんなカードローン？

審査で行われる在籍確認の説明の前に、三菱UFJ銀行が扱っているカードローン「バンクイック」がどういう商品かを見てみたいと思います。

そもそも三菱UFJ銀行は誰もが知っている大手都市銀行ということもあり、また、コマーシャルも多く流れている為、ほとんどの人がカードローンの商品「バンクイック」の名を聞いたことがあると言えるほど知られた銀行カードローンになります。

バンクイックは商品概要で見ると平均的なカードローンと言える

バンクイックは、銀行カードローンの中で特に他行よりも限度額が高いと言う訳ではなく（どちらかと言えば、銀行の中では低い方です。）、金利も特出しているほど低いともいえず、ある意味平均的なカードローンと言えるかもしれません。

バンクイックの商品概要

即日融資は難しいがバンクイックは申し込みしやすいカードローン！

銀行では、反社会勢力への融資問題により即日融資ができなくなりました。また、銀行カードローン全体的に過剰融資の問題も持ち上がっています。その為、個人への融資に以前よりも慎重になってきています。

とはいえ、ネットを使うなど方法としては手軽に行いやすいという、消費者側からすれば申し込みへのハードルは低くなっていると言えます。バンクイックも同様です。バンクイックの場合、WEBでの申し込みとテレビ窓口が主流で、あとは電話申し込みになります。

WEBでの申し込み（パソコン・スマートフォン）の流れ

審査結果の回答は、最短で申込日の翌営業日以降（9時～21時・土日祝日は9時～17時）になっています。

と言うことは、早くても次の日となります。

また、カード発行ですが、テレビ窓口で受け取るには運転免許証が必要になります。他の本人確認書類を使う場合は、郵送で届きます。

テレビ窓口での申し込みの場合の流れ

基本的にテレビ窓口のあるその場で一通りのことが行われることになります。

カードの発行は先に行われますが、まだ契約がすんでいないので、申込日にはまだ使えません。契約が完了してから、カードが利用できるようになっています。

テレビ窓口受付時間

※設置場所によって、対応時間が若干変わることがあります。

電話での申し込みの流れ

審査結果の回答時間帯は、WEBでの申し込みと同じです。

カードの受け取りですが、郵送の場合、1週間ほどかかるようです。

基本的にはどれも似たようものですが、運転免許証を持っているのと持っていないのではテレビ窓口の使用が変わってきますので、そこで融資までの時間が変わってしまいます。

また、テレビ窓口も24時間対応ではないことと、やはり設置場所によって状況は変わってくるでしょう。

バンクイックの在籍確認は避けられない！しかし連絡がないと言う話も

流れとしては上記のようになりますが、審査の段階で気になる点でもある在籍確認に関してはいろいろな情報サイトでも話が出ているようです。

在籍確認の電話については、バンクイックを扱っている三菱UFJ銀行ホームページの質問のコーナーで触れています。契約時に自宅や勤務先に確認連絡はあるのかどうかの質問に回答があるのですが、それによると「自宅や勤務先へ連絡する場合がある」となっています。

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バンクイックの在籍確認は避けられないが対応に柔軟性がある！

この回答だけ見ると、バンクイックに申し込みすると「在籍確認の電話が勤務先に入る可能性もあるが、よほど電話はないだろう。」という印象を受けるかもしれません。

しかし、「実際には、バンクイックでも在籍確認の電話連絡は避けられない。」と考えた方がいいです。

これはバンクイックに限ったことではなく、カードローンの審査では、在籍確認の電話連絡は必ずあるのです。

とはいえ、実際に電話がなかったと言う意見もある為、難しいところですが、この場合、本人が必ず電話に出る必要はないので本人が気付かなかった可能性もあります。また、例えば給料振込を三菱UFJ銀行で行っていてそれを把握していれば在籍確認をするまでもない、という推測もたちます。

どちらにしても、在籍確認は必須であると言うことを念頭に置いておけば、後で「違うではないか」と言うことにはならないと思います。

また、銀行名を名乗るのがバンクイックの方法ですが、銀行名を名乗る方法が嫌な方は、個人名で連絡が入るようにしてもらえます。他にも、異性だと誤解を招きやすいので同姓にしてもらいたい場合も同様に配慮してもらえます。

また、よくあるのが派遣という形で働いている場合です。業務や会社の状況によってはその人が会社に把握されていないこともあるということや、そもそもが勤め先で考えた場合、派遣元に在籍確認が入る形がほとんどです。

しかし、逆に派遣先の方が、在籍確認が取れやすい場合もあります。バンクイックの場合は、その点も配慮し、派遣先という形での在籍確認もOKとなっています。

バンクイックは、在籍確認自体は避けられないものの柔軟性があり、ある程度の融通は利くと考えていいと思います。

そもそも在籍確認は申込者に配慮して行われるもの！心配は不要

在籍確認はカードローンを扱っているところならば、銀行だろうが消費者金融だろうが行われるのが原則です。避けられない審査項目の一つになります。その為、そもそもが申込者に配慮されます。

一般的な話になりますが、在籍確認は、申込者の勤め先に電話連絡をする際、まずカードローンの申し込みだとわからないように消費者金融名を名乗らず、担当者の個人名で電話をかけます。

銀行の場合は、元々がカードローン以外にも口座開設やクレジットカードを扱っていることもあり、また、銀行そのものの信用度が高い為、名乗ることが多いです。

電話が会社に入った時に、本人が電話に出られなくとも、例えば「○○は席をはずしています。」「○○は外出中です。」と、電話受付者の返事でその人が会社に籍があることがわかれば、それで終わります。ほとんど場合、掛け直すことはありません。

その為、誰も気づかずに在籍確認の連絡が終わることが多いです。だからこそ、「電話がなかった」という意見もあるのでしょう。もしその電話を受け取った人がカードローンだと気付いたならば、その電話対応した人は経験者かもしれません。（お互いに言えないですよね。）

それでも周りにばれないか心配な時は、会社の人にはカードローンとは言わずに、銀行からならば「口座のことで」とごまかしたり、個人名で電話があっても「クレジットカードを作ろうと思って」など、別理由を使えば問題ありません。それこそクレジットカードは、今は逆に持っていた方が良く見られます。

カードローンだとわかるような連絡のとり方は、どこの消費者金融も銀行も行うことはありません。心配は不要です。

どうしても在籍確認を避けたいならば消費者金融の方がオススメ！

それでも、「どうしても在籍確認を避けたい」と言うのであれば、在籍確認を書類で行っている消費者金融で申し込みをすることをオススメします。

（株）SMBCのSMBCモビットの「WEB完結」申し込みが、在籍確認がないことで知られています。もちろんそれに伴い条件があったり、提出書類が他よりも多く必要だったりします。

個人情報を気にする会社が増えた為か（実際にはちょっとずれているような気もしますが）、他にも「在籍確認なし」とはっきりと明記していなくても、相談によっては対応してくれるところがあります。

大手消費者金融では、そのような対応をしてくれることが多く、まずは問い合わせしてみるのも一つの手です。電話連絡以外の方法で在籍確認を行ってくれるところはあります。

そもそもなぜ在籍確認が行われるのか？虚偽は絶対にダメ！

そもそもなぜ在籍確認が行われるのかと言うことを知っていると、在籍確認に対する抵抗は少なくなるのではないでしょうか。

カードローンは全く相手を知らない個人にお金を貸す金融商品です。知り合いですら、なかなか貸したお金を返してもらえないこともあるのです。また、世の中は善良な人ばかりではありません。

会社としての利益に繋がる業務とはいえ、お金を貸すと言うことはかなりのリスクを伴う商売です。貸したお金を返してもらえなければ、会社は倒産してしまいます。

会社に在籍していることで安定した収入を確認するのが在籍確認

これらのリスクを少しでも減らせるよう、申込者が返済をきちんと行うかどうかの見極めが必要なのです。自分は大丈夫と言っても、悪意のある人も「大丈夫」と言うに決まっているので、第三者からではわからないのです。

その為の審査なのですが、貸したお金が返済できるかどうかの一つの大きなポイントとして、安定した収入があるか、返済はできる状況なのかをチェックします。

その為に、サラリーマンならばきちんと会社に勤めているのかを、在籍確認と言う形で確認するのです。自営業ならば自宅や事務所へ電話がかかってくるでしょうが、これも会社としてきちんと経営しているのか、と言う点を見ることができます。

特に悪質なのは偽装会社の利用！場合によっては詐欺罪の適用に？

しかし、世の中には致し方ない理由を持っている人もいるでしょうが、悪意を持っている人もいます。虚偽内容でもってカードローンに申し込みをする人がいるのです。それを見抜く為に在籍確認を行うのですが、中には嘘で申し込みを行う人もいます。

特に悪質なのは、偽装会社の利用です。または、アリバイ会社といいます。偽装会社とは、その会社で働いていない人が会社で働いているように見せかけるよう、細工や偽装をしてくれる会社のことです。いわゆるペーパーカンパニーです。

いろいろな内容のサービスがあり、電話対応もしてくれますし、給与明細書や雇用証明書などの書類を作ってくれることもあります。カードローンの申し込み以外にも利用する人がいるのです。

もちろんやむを得ない理由のある人もいるかもしれません。しかし、偽装会社の使い方によっては、違法になる可能性が高いのです。偽装会社を使って契約をすると、詐欺罪になってしまいます。

絶対に嘘はいけません。

在籍確認も心配は不要！バンクイックはオススメのカードローンの一つ

消費者金融や銀行によって対応や方法の違いはあれど、在籍確認というものは避けて通れないカードローンの審査の一つです。

そんな中、バンクイックは、在籍確認を書類審査ですますことはできないものの、申込者にかなり配慮しながら行ってくれます。

商品内容を含め在籍確認の対応も考えると、オススメのカードローンの一つと言えます。

ただ、どんな理由があっても虚偽によるカードローンの申し込みだけは、絶対にしないようにしましょう。