カードローンを即日で利用したい!審査のコツと技!

利息以外の経費は別に取られるの?カードローンの手数料について

カードローンでは、どうしても金利や限度額についての話が中心になってしまうのですが、それ以外にも気になることはいろいろとあるはずです。特にお金に困っている状態の時なので、返済の時も出来れば必要以上にお金を支払わないで済むようにしたいものです。

ショッピングやチケット販売などでも何かしら後で手数料なるものが取られることがあるのですが、実はカードローンの場合、経費としてかかるものは利息の中に組み込まれています。

それ以外にかかる手数料なども含めて、どういうことか調べてみたいと思います。

実は契約に掛かる経費は利息に含まれている?実質年率の意味について

カードローンの申し込みでは、まず誰もが金利や借入限度額をチェックします。そのうえで借入先を決め、申し込みすることになります。

申し込みの流れとしては、WEBや電話などの申込方法によって違いはありますが、基本的にはどこも同じようなものだと考えていいと思います。

ただその際に、必要なものとしてよくあるのが、免許証などの本人確認のできる証明書や給与明細書などの収入が証明できる書類です。(収入証明書は必ずではないのですが)

他には、例えば契約に掛かる事務手数料などの発生については、触れているところはほとんどありません。

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同じ金利表記でも年率と実質年率は厳密に言えば違う!その違いとは

実は消費者金融の場合、カードローンの申し込みの契約に掛かる手数料は実質年率に含まれています。

そもそも年率と実質年率の違いは何でしょうか。

年率とは 金利や年利という表記もあります。
カードローンなどお金を借りた際は、お金の賃貸料にあたる利息が掛かりますが、一般的に割合で示した「金利」で表します。
金利は1年単位で表記されます。
(月ごとならば「月利」、日ごとななら「日歩」と言う。)
お金の借りたレンタル料と考えるとわかりやすいです。
実質年率とは 年率と同じ意味ではあるが、実質年率と表記されている場合、利息だけでなく、契約時に掛かる事務手数料や印紙代などの経費をそこに含んでいることを表します。
この「実質年率」表記はそもそも法律でも義務付けられています。

通常のカードローンの場合、毎月返済する利息の計算は、年率で一旦計算したものを日数で割って金額を出します。

利息=元金(借入残高)×年率(%)÷365日×借入していた期間(日)
※通常うるう年の場合は、366日で計算される。

返済では毎月(毎回)利息も含まれるので、借入していた期間は、前回の返済日翌日から次の返済日の間の日数で計算されます。

消費者金融では経費が利息に含まれるのは法律でも決まっている!

実質年率の意味を聞くと「それじゃあ、実際には余分にお金を取られて詐欺じゃないか。」と思う人もいるかもしれませんが、どんな商品でも、例えばジュース1本でも販売に至るまでの人件費や運搬費、それに伴う事務などの経費全てが価格に含まれて売られています。

それらの経費が含まれていませんよと言って売っておきながら実際には含まれていたのならば問題でしょうが、「実質年率」という表現で経費が含まれていることを意味しているならば問題はないと言えます。

実は、法律でも手数料などの経費が「みなし利息」として含み、実質年率として表記しなければいけないことが決まっています。(利息制限法と貸金業法)

それに、本来契約に掛かる費用は利用者が負担することになりますが、申し込み時に一つ一つ請求されると消費者の方も「それよりも早くお金を貸してくれ。」と思うでしょうし、業者の方も大変です。時間が余計にかかることになります。また、他社とのカードローン商品の比較もしにくくなります。

ある意味、他社との比較もしやすく簡単に手続きもしやすくなっていると言えます。

実質年率の説明では、消費者金融では手続きに関わる手数料が含まれると説明しましたが、銀行カードローンの場合は違って、実質年率の表記はされていません。(簡単な説明サイトなどでは一括表記で分かりにくくなっている場合もありますが)

銀行の場合は、大抵「金利」や「利率」などの表記になっています。

これは、対象法律が違うと言う点があるからです。

通常は、別途に手数料や印紙代等の説明項目があります。ただし多くの場合、手数料を無料としています。必ずと言う訳ではないのですが、銀行カードローンの場合も別途費用を取られることはまずないと考えていいと思います。

保証料って必要なの?カードローンが無担保の理由と保証料について

他に別途費用がかかるかもしれないという懸念されるものに「保証料」があります。

ただ実際には、消費者金融などは商品概要を見ると、「保証人」(大抵は担保と一緒で不要となっています。)の項目はあっても「保証料」と言うのはないはずです。合わせて、「保証会社」の表記もないでしょう。

そもそも保証料とは何になるのか。これは借入者が返済できなくなった場合に、保証会社が代わりに貸出会社や銀行に残金を支払うシステム(代位弁済)になります。その後、代位弁済した保証会社が、返済をしていない借入者に返済の請求を行うことになります。

消費者金融は、銀行カードローンなどの保証会社として業務をしていることも多く、自社のカードローンにおいては、当然他社に保証を依頼することがありません。銀行のカードローンの場合は、保証会社(消費者金融が多いのですが)に保証人としての契約をしています。

だからこそ、カードローンは無担保・無保証人でやっているのです。その為、消費者金融に関しては、保証料は掛かりません。

銀行カードローンの場合、その人の返済状況によっては保証会社が代位弁済をしなくてはいけなくなります。その為、カードローンの審査をしっかりやるということになります。もちろん銀行の方でも審査は行われます。

保証料は掛かることがあるのですが、多くは保証料を無料としているところが多いようです。大抵は手数料同様、商品概要に記載されています。

うっかり忘れがちなので要注意!無料もあるがATMは手数料が掛かる

申し込み、契約する時には、まず手数料などが掛らないと説明しましたが、契約後に手数料が発生することが多々あります。

  • ATM利用時の手数料
  • 紛失等によるカード再発行
  • 繰上げ返済(随時返済)の際の振込手数料
忘れがちなのがATMで掛かる手数料です。これは、通常自社や自行でのATMならば無料となっていますが、コンビニや提携銀行などの場合、手数料が発生することが多々あります。

提携先や時間帯で手数料が違う!無料サービスも対応はバラバラ

消費者金融にしろ銀行にしろ、借入や返済の方法はいろいろあるのですが、ATMによって手数料の掛かり方が変わってきます。(振込みも場合によってはかかります)

一例として見てみます。

アイフルの場合

自社ATM 手数料無料
提携CD・
ATM
借入・返済可能:
セブン銀行・イオン銀行・三菱UFJ銀行・西日本シティ銀行・ローソンATM・E-net・親和銀行
借入可能:
福岡銀行・熊本銀行
返済可能:
ファミリマートFamiポート・ローソンLoppi
提携CD・
ATM
1万円以下:入出金108円
1万円超:入出金216円
※出金時の手数料は、次回入金時に清算。
※一部取引内容によっては、手数料の負担がない場合もある。

三井住友銀行カードローンの場合

自行ATM 手数料無料
提携CD・
ATM
E-net・ローソンATM・セブン銀行・ゆちょ銀行
他提携金融機関(借入・残高証明のみ)
※ゆうちょATMは、返済用預金口座のキャッシュカードとの兼用カードは利用できません。
提携CD・
ATM手数料
無料(何度でも)
提携金融機関のATMは手数料有料もあり

E-net(イーネット)ATMは、主にファミリーマート(サークルK・サンクス)、デイリーヤマザキ、ポプラ、スリーエフなどのコンビニに設置されています。

少ししか例としてあげませんでしたが、消費者金融も銀行もそれぞれで提携先が違い、手数料もそれぞれで違います。

その金額として、多くは108円か216円が多いようです。

特に今はコンビニATMの利用が多いからか、コンビニATMの利用手数料を無料としているところも増えてきました。銀行に関してはカードローンによって提携先の対象が変わるので、それぞれで提携先を確認する必要が出てきます。

多少面倒かもしれませんが、検討しているカードローンの商品説明で確認した方がいいかと思います。

どちらにしても、カードローンの借り入れや返済の都度ATMを利用していると、この手数料はかなり大きな負担になります。

1回は少額だと思っても「塵も積もれば山となる」です。利息よりも負担が大きくなってしまうこともあり得ます。

他にもカードを紛失した場合の再発行には手数料が掛かります。

早く返済が終わるならばそれが一番なので繰上げ返済(随時返済)も可能ならばそれがいいのですが、今は無料がほとんどとはいえ、稀に手数料が発生するところがあります。これは意外な注意点と言えます。

どの道、事前連絡が必要なところや利息の金額の確認も必要なので、繰上げ返済を考えている時は、一度事前にカードローン会社(銀行)に連絡を取る方が、間違いがないです。

経費が入っていようが関係なく金利の差で利息が変わる!金利は重要!

手数料などの経費の話とは少しずれてしまうかもしれませんが、カードローンの場合、消費者金融には利息の中に含まれ、銀行の場合は、別途扱いでも無料のところが多いと言うことで、あまり気にする必要がないことが分かると思います。

そうなるとやはり一番気にしなければいけないのは、審査のことももちろんですが、金利を意識する必要があります。

ただ、金利についての見方を知らない人もいます。多くは広告での表記では金利の書き方に幅があります。

カードローン商品
(金融機関・ブランド名等含)
金利・
実質年率
プロミス 4.5~17.8%
アイフル 3.0~18.0%
アコム 3.0~18.0%
(株)SMBCモビット 3.0~18.0%
レイクALSA 4.5~18.0%
三菱UFJ銀行
「バンクイック」
1.8~14.6%
三井住友銀行
カードローン
4.0~14.5%
みずほ銀行
カードローン
2.0~14.0%

消費者金融と銀行での違いはありますが、このように幅があり、どう考えればいいのかわからない人も多いと思います。または、勝手に思い込みで低い方の金利で考えてしまう人もいるかもしれません。

基本的にカードローンは、最初は金利が高くて限度額が低い状態での借り入れになります。これは、まだ借りる人がどのような人か様子を見るためです。(考えたくないのですが、中にはなかなか返済しない人も確かにいるのです。)

その後、この人はきちんと返してくれると判断されれば、限度額が上がり、それに伴って金利が下がることがあります。いきなり最初から限度額が高く金利が低いことは、0ではないですが、まずないと考えた方が間違いはありません。

経費でも扱いがいろいろ!小さなお金も積み重なると大きいので要注意

通常、カードローンに申し込む時、どうしても急いでいることが多い為、細かいことまでは気付かないことが多いと思います。

また、利息に経費が入るか入らないかで変わる、年率と実質年率の違いを知っている人も少ないでしょう。

もちろん手数料などの経費に関しては別途請求されることは、その商品の状況で見てもよほどないと言えるのであまり心配しすぎてもいけませんが、場合によっては自分が気付かずに経費を取られていた、ということもあります。

ちょっと知っているのと知らないのとでは、違います。お金に関することは生活に直結します。些細なことでも、疑問に思ったら調べてみることをオススメします。

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