カードローンbigで増額希望なら新カードへ切り替え手続きを!
カードローンは、消費者金融だけでなく銀行、いわゆる都市銀行だけでなく地方銀行、それこそ店舗を持たないネット銀行でも扱っています。
イオン銀行は、その名称でわかるように小売業、いわゆるスーパーで知られた企業のイオンが2006年(平成18年)3月、銀行業務を開始しました。
さまざまな金融商品がある中、ショッピングと連動して使えるため便利なのですが、そんな中で「BIG」という商品名でカードローンも取り扱っています。
とはいえ、そのカードローンBIGは実はすでに終了し、新しく「イオン銀行カードローン」が始まっています。
今まで使っていたBIGで増額を考えていた場合、どうすればいいのでしょうか。
イオン銀行カードローンBIGは既に終了!新しいカードローンはある
イオン銀行カードローンBIGは、イオン銀行が扱うカードローン商品として長く利用されてきました。しかし、2017年(平成29年)11月に申し込みの受付を終了しています。
今は、BIGに代わって、新たに「イオン銀行カードローン」が、イオン銀行が扱うカードローンの主流になっています。
BIGとイオン銀行カードローンは似ているが違う?その違いとは
イオン銀行のカードローンは、新しく「イオン銀行カードローン」の商品名でBIGに代わって始まりました。実際、商品の内容としては金利等若干変わってはいますが、大きな変更があるというほどではありません。
イオン銀行カードローンBIGと新しいカードローンの商品概要
BIG(旧) | カードローン(新) | |
---|---|---|
対象者 | 日本国内に在住。 (外国籍の方は、永住許可を受けている。) 満20歳以上満65歳未満。 イオン銀行に普通口座を持っている。 本人に安定、かつ継続した収入がある。 ※パート、アルバイト、自制業者、専業主婦(夫)も申し込み可能。 イオンクレジットサービス(株)またはオリックス・クレジット(株)の保証を受けられる。 |
日本国内に在住。 (外国籍の方は、永住許可を受けている。) 満20歳以上満65歳未満。 本人に安定、継続した収入がある。 ※パート、アルバイト、自営業者、専業主婦(夫)も申し込み可能。 イオンクレジットサービス(株)またはオリックス・クレジット(株)の保証を受けられる。 |
資金使途 | 原則自由 (事業性には使用できない。) |
原則自由 (事業性には使用できない。) |
取引期間 | 1年ごとの自動契約 | 1年ごとの自動契約 |
限度額 | 30万~800万円 (本人に収入がなく配偶者に収入がある場合は、50万円まで) |
10万~800万円 (本人に収入がなく配偶者に収入がある場合は、50万円まで) |
利率 | 3.8~13.8% | 3.8~13.8% |
遅延損害金 | 19.8% | 14.5% |
担保・ 保証人 |
不要 | 不要 |
ざっと見て、わかる違いは、限度額が新しい方は10万から可能になったことで、さらに少額からの借り入れが可能になったことでしょうか。
また、申込対象として(条件として)口座が必要だったのが、イオン銀行の口座がなくても申し込みできます。
切り替えることにより金利も低くなる可能性がある!新旧の金利の差は
ただ、商品概要だけで見れば一見差は少ないように思えますが、細かく見ると金利の違いもわかりやすいかもしれません。ちょっとした違いでしょうが、借入額が大きければ金利の差は明確になっていると言えます。
新旧カードローンの金利の違い
(B=BIG)(カ=カードローン)
限度額 | BIG(旧) | カードローン(新) |
---|---|---|
(B)30万~90万円 (カ)10万~90万円 |
13.80% | 11.80~13.80% |
(B)100万~200万円 (カ)100万~190万円 |
8.80% | 8.80~13.80% |
(B)300万円 (カ)200万~290万円 |
7.80% | 5.80~11.80% |
(B)400万~600万円 (カ)300万~390万円 |
4.80% | 4.80~8.80% |
(B)700万~800万円 (カ)400万~490万円 |
3.80% | 3.80~8.80% |
(カ)500万~590万円 | - | 3.80~7.80% |
(カ)600万~790万円 | - | 3.80~5.80% |
(カ)800万円 | - | 3.80% |
※変動金利
ただ、実際に借りる場合は、いきなり大きな金額での借り入れはまず無理でしょう。特に専業主婦(夫)の場合、限度額が50万円までとなっています。専業主婦(夫)では限度額に制限はありますが、もちろん安定した収入があれば、それ以上の借り入れも可能です。
ただし、これはイオン銀行に限ったことではなくカードローン一般として言えることですが、初めての借り入れの場合、その申込者が返済を滞りなく行ってくれる人かはまだわからないので、最初は様子見として少額からの借り入れになります。
そう考えると、限度額が少額だと必要な金額まで借りられるとは限りません。どうにかして、もう少し借り入れができないかと、増額を考えるのは当然かもしれません。
【関連記事】
BIGでの増額は不可!必要ならばカードローンの切り替えが良い!
ただ現状、BIGを利用していた場合は新たな契約ができなくなっており、増額を考える場合は、新しいイオン銀行カードローンへの切り替えが必要になります。
切り替えするのは面倒と思うかもしれません。
また、切り替えに伴う審査があり、それに付随してメリット・デメリットも当然あります。
イオン銀行カードローン切り替えへのメリット
- 金利が安くなる
- 返済方法が選べる
- 借入限度額が10万円単位で設定できる
- 手続きがスマホでもできる
イオン銀行カードローン切り替えへのデメリット
- 審査に落ちる可能性がある
- インターネットバンキングによる借入ができない
メリット、デメリットですが、他社、他行でも同様にあるもので、イオン銀行のみに見られることではありません。
もちろん、カードローンの申し込みが最近でBIGでなければ、そのまま増額の申請を行うことになります。
切替申込では審査があるが増額可能! 増額を考えるなら切り替えを
BIGからイオン銀行カードローンへの切り替えは、スマートフォンでも可能です。
BIGからの切り替え方法
インターネットバンキングに契約者ID・ログインパスワードでログイン
↓
トップページ上部の表示されている「カードローン・目的別ローン」を選択
↓
「お申込・ご返済」を選択
↓
「カードローン借入・返済」へ移動
↓
ページ上部のカードローン切替案内のバナーを選択
↓
登録している情報(メールアドレスや名前など)に変更がないか確認しながら申し込みをする
↓
審査結果がメールで届く
インターネットバンキングでの切り替えが難しい場合は、ログインせずに切り替え申し込みは可能です。インターネットバンキングの情報がわからない時は、ログインなしでの切り替え申し込みで行うといいと思います。
どちらにしても、今はアプリを含めるネットでの手続きが中心となっています。慣れないと手間のように感じるかもしれませんが、慣れれば意外に簡単に手続きが行えるようになります。
そして、肝心な増額はどうすればいいのか、という疑問があるでしょう。
切り替えも審査はある!心配ならば他社へ申し込む方が早い
ただ、BIGからイオン銀行カードローンへの切り替えでも審査があります。
もちろん、審査に落ちたらカードローンが全く利用することができなくなるわけではありません。そのまま増額は叶わないまでも、BIGでのカードローン利用が継続されるだけです。
とは言え、延滞を起こしているような状態ならば、カードローンの利用自体が難しくなる可能性はあります。これは、他社や他行の増額審査でも同じです。
どちらにしても、何度でも説明したように審査があります。もし、今までの自分のイオン銀行の借り入れや返済を振り返って審査に不安があるならば、無理にBIGからカードローンへの切り替えはしない方がいいかもしれません。
意外と多い?急ぎや増額審査が不安ならば他社に申し込みする方が安心
カードローンの切り替えだろうが増額だろうが、審査があることには変わりありません。特に一般的にも増額審査は、よく最初の申し込み時よりも厳しいと言われます。
あまり増額の希望が見いだせない場合は、別の銀行や消費者金融に新たにカードローンの申し込みをした方が、リスクは少ないかもしれません。
特に銀行カードローンにおいては、審査に時間をかけるようになってきています。新規でも即日融資はまず難しいでしょう。
急ぎの場合は、消費者金融に申し込みする方が手っ取り早いと言えます。
他社へ新規に申し込みするメリット
- 消費者金融によっては無利息期間サービスを利用できる
- 消費者金融によっては即日融資が可能
- 増額の方法よりも金額が多く借り入れできる可能性がある など
場合によっては他社へ新規申し込みを検討してみましょう。
イオン銀行のカードローンは専業主婦なら50万まで!増額は難しい?
イオン銀行は、元々が各地域で主婦を中心に多く利用されていたスーパーマーケットとしての信頼があります。その為、サラリーマンだけでなく女性の利用が多くても不思議ではありません。
そんなイオン銀行は、当然増額も可能ですが、カードローンBIGはすでに終了しています。(現状利用している人は、継続利用可能です。)
BIGを利用していた場合、単純に増額希望と言うよりは、カードローンの切り替え時で増額になるような金額での申請をするようにしましょう。
ただ、専業主婦はカードローンでの借り入れ限度額自体が50万円まで、となっているので、ある意味限度額の増額自体が難しいと言えます。
これらの点を踏まえて、増額申請をどうするかを考えてみた方がいいでしょう。