カードローンは一括返済がおすすめ!スポット利用で即返済
カードローン契約をすると、最低月々これだけ払ってください。と提示された約定返済額を支払ってる方多いのではないでしょうか?
銀行や、カード会社などの貸金業者から言われるまま、支払いしなくても別にいいのです。
借り入れたお金は、自分で決められるのです。借り入れたお金はを返す時は元本と利息を合わせた金額を支払うことになります。
借り入れ期間が長ければ長いほど利息を多く取られることになります。できれば借り入れたら、返せる場合は一括返済することをお勧めします。
今回はカードローンを返済したい方に一括返済の方法とメリット、デメリットを説明する記事となっています。
*約定返済額:契約書で毎月最低いくら返済すると取り決めた金額のこと
なぜカード会社は一括返済を嫌がるのか!
カード会社や貸金業者で借り入れされた方はご経験があるのではないでしょうか。
全額返済する旨を伝えると「そんなにすぐにご返済いただかなくても大丈夫ですよ」とか、「もう少しお借り入れしておいていただけると助かるのですが…」などと返済を先延ばししようとするところがあります。
これは顧客のことはあまり考えていないところですね。
冒頭にもお伝えしましたが
借り入れ期間が長くなればなるほど、業者は利息をもらえるので出来るだけ取引期間を長くしたいという事情があるのです。
(返済能力の高い人の話ですが…)
だから業者の都合に合わせる必要はなく、お金に余裕ができたらさっさと一括返済してしまいましょう。
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一括返済のやり方
一括返済のやり方なんて大げさかもしれませんが、借りた金額を返せばいいだけじゃないと思われますよね。
借りた日数分の利息と元本(借りた金額)を足したものを返済しないといけません。
会社によりますがサイトに’返済日を入力するだけで、返済金額が表示されるところもありますが、そういうシステムがないところは電話やメールで確かめることが必要です。
返済方法は銀行振込、インターネットバンキング、ATM、口座引き落としなどが可能です。もちろん店舗が近くにあるのであれば店頭でも可能です。
ただ
注意してもらいたいのは、コンビニなどのATMで返済される場合、硬貨の入金ができません。
一括返済の場合、利息が発生するのでちょうど区切りのいい金額になることは少ないです。端数が出てしまうため多めに支払うケースが出てきます。
その点は注意されるといいでしょう。
カードローン 一括返済のメリット
カードローン の一括返済のメリットの一部はお伝えしていますが、ここでまとめておきます。
- 利息が減る
- 返済期間が短くなる
- 金融機関の信用度が上がる
- 利用限度額が増える
利息が減るに関しては払う期間が短ければ短いほど、支払う総額が減ってきます。
返済期間が短くなるは、業者のいう金額を支払っていってもなかなか完済はできません。返済期間が長いということは支払う金額が多くなるということです。
返済期間は短いのがいいのです。
金融機関の信用度が上がるに関しては、完済情報が残りますし、すぐに返済できる能力があることもわかります。
そしてクレジットカードの入会審査や住宅ローンの審査などで有利に働きます。まるっきり借り入れ状態がない方の方が融資が難しい時もあるようですよ。
最後の利用限度額が増えるは、信用度が上がることで、利用限度額の枠が広がる場合もありますし、元々の枠が50万円だとすると全額返済することになるので50万円借り入れができるということです。
実際に通常返済した時と一括返済をした時の金額の違いをみてみよう
利息シュミレーション
金利18.0%で10万円借りた場合の一括返済と、1年で返済、2年で返済の利息の違い
返済期間 | 利息金額 |
---|---|
1ヶ月目に一括返済 | 1,502円 |
1年で返済 | 10,249円 |
2年で返済 | 20,316円 |
カードローン 一括返済のデメリット
カードローン の一括返済に関していえばデメリットは少ないかもしれませんが、一応頭に入れておいてください。
金銭的な余裕がまだないのに焦って一括返済をしてしまうこと。これはある程度金銭的なゆとりがないと、急な病気などに対応できなくなるからです。
その余裕を得るために利息を多めに支払ってもいいという時もあるのです。
計画性を持って、自分自身の経済状況も冷静に判断したうえで、一括返済するべきかやめておくかを考えましょう。
一括返済が難しいが、返済は早く終わりたい方に向けて
カードローン の一括返済はちょっと難しいけど、なるべく利息は少ない方がいいですよね。
そういう方は業者に決められている最低支払い金額よりも多く支払うようにしましょう。これも無理しない程度で結構です。
本当に業者の最低支払い金額だけを支払っているといつになっても支払いが終わらないという状況になってしまいます。
そうならないためにも、借り入れしている会社の返済シュミレーションなどをうまく利用して、この金額で支払いを続けたらあとどのくらい返済しないといけないかなどを理解しておくことが必要です。
余裕があれば、一括返済、それが無理なら繰り上げ返済を目指しましょう。
次に金利18.0%で10万円借りた場合の繰上げ返済した時の利息の違い、期間をみてみましょう。
返済額 | 利息総額 | 返済期間 |
---|---|---|
10,000円 | 9,190円 | 10ヶ月完済 |
15,000円 | 6,174円 | 7ヶ月完済 |
20,000円 | 4,762円 | 5ヶ月完済 |
この表を見てもらうと返済額が高くなれば利息も安くなるし、払っている期間も短くなることがよくお分かりでしょう。
同じ業者で借り入れをしても支払い方で、利息の総額や金額が大きく変わってきます。
ご自身でシュミレーターなどを利用して、自分にあった返済プランを探しましょう。
繰り上げ返済の思わぬ落とし穴に注意
今まで一括返済のメリットを強調してきましたが、一括返済、繰り上げ返済には注意してもらいたい点があります。
一括返済の場合は、全額返済してしまうので問題は少ないのですが、繰上げ返済は決まっている返済日以外にさらに返済することになります。
その返済時の時期を注意してください。
その返済を「翌月の返済分」ではなく「前月の、繰上げ返済」と認識されるからです。そうなった場合は翌月も通常通り返済しないといけなくなります。
もし忘れてしまうと、延滞金が発生します。
このルールはどの会社も似たり寄ったりのところが多いのですが、一度自信が契約されている会社の契約を確認されるといいでしょう。
それでも分かりづらい場合は、取引会社に問い合わせましょう。基本的には返済さしてくれますが、中にはうまい営業マンにかかると、返済を渋られる可能性もあります。「返済するのだ」という強い意志を持って臨んでください。
カードローン も賢く利用して、損をしないようにしましょう。