カードローンを即日で利用したい!審査のコツと技!

毎月の繰り上げ返済で利息が減る!カードローンの返済額を減らす方法

なるべく利息を安くしたいからと、金利の安さだけでカードローンを選んでいませんか?

しかし、たとえ金利が安くても毎月の返済額が高くて生活が苦しい…、なんてことになったら本末転倒です。

実はカードローンは、毎月の「約定返済」と「繰り上げ返済」上手く使えば利息を安くおさえられるんです。

ここではカードローンを利用する際、金利以外に注目すべきポイント、繰り上げ返済を活用した効率的な利用の仕方をご紹介します!

毎月の約定返済額はこうして決まる。カードローンの返済方式の違い

カードローンには毎月必ず返さなければいけない最低金額、「約定返済額」というものがあります。

約定返済額は、借入時の金額(元金)と利息を合わせた最低返金額のことを言います。

カードローンの利息は「早く返せば返すほど利息が安くなる」といわれていますが、これは多くの会社が「利息=借金残高×借入利率÷365日×利用日数」といった日割計算式で利息を計算しているからです。

そして、毎月の約定返済額を決めるのが各カードローンで定める「返済方式」です。

カードローンでよく目にするのは「残高スライド方式」という、毎月返済時の借入残高によって返金額が決まる方式です。

カードローンでは残高スライド方式単体で使われることは少なく、残高に対する一定割合額で返済する「リボルビング方式」を組み合わせた返済方式が一般的です。

残高スライドリボルビング方式には、「元金定額リボルビング方式」、「元利定額リボルビング方式」、「元金定率リボルビング方式」、「元利定率リボルビング方式」の4つの種類があります。

この4つの方式について詳しく見てみましょう。

残高スライド方式の「○○定額リボルビング方式」

まず、元利定額リボルビング方式の「元利」とは、元金と利息を合わせた合計のことです。

この元利が一定額で固定されているのが「元利定額リボルビング方式」で、ポイントは「毎月の返済額が一定である」という点です。

返済スタート時は利息の割合が多いですが、返済が進んでいくと徐々に元金の割合が多くなってきます。

元金と利息の割合を調節して、常に一定金額を返済していくので返済額が分かりやすく、返済計画を立てやすい方式です。

一方、「元金定額リボルビング方式」は、元金の返済額が一定で固定されており、それに毎月の利息を上乗せして返済する方式です。

元金が固定されている分、返済スタート時は利息も含めて返済額が少し高めになりがちですが、返済が進むごとに利息分だけ毎月の返済額が安くなっていくのが特徴です。

常に一定額の返済額ではないので返済計画は立てづらいですが、早いうちから元金を減らし、利息を抑えやすいのがポイントと言えます。

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残高スライド方式の「○○定率リボルビング方式」

続いて「元利定率リボルビング方式」は、借入残高にあらかじめ決められた一定割合をかけた金額を返済額とし、元金と利息の返済に充てる方式です。

「元金定率リボルビング方式」は、借入残高にあらかじめ決められた一定割合をかけた金額を返済額とするところまでは同じですが、その返済額は元金返済分に充てられ、加えて毎月の利息を上乗せする返済方式です。

定率リボルビング方式は、どちらも借入残高額が減っていくにつれ、返済額が安くなっていくのがポイントです。

徐々に返済額が安くなっていくので返済の負担は少なくなりますが、その分返済期間も延びやすい方式です。

こんなのものもある!「借入後残高スライド方式」

また、銀行以外のカードローンでよく取られている方式に「借入後残高スライド方式」というものがあります。

先ほどの残高スライド方式は毎月の残高によって返済額が変動していましたが、「借入後」が付くことで新たに借入がない限り、残高が減っても約定返済額は完済まで一定という意味に変わります。

例えば、10万を借りている人には、完済までずっと10万に対する返済額のまま毎月の約定返済額は変わりません。途中で新たに借入をした場合のみ、合計借入残高に応じて返済額が変動するということです。

これらの返済方式を完全に理解する必要はありません。

ただし、返済方式は毎月の返済額や返済期間に関わってきますので、返済の傾向をつかむためにも大まかな内容は把握しておきましょう。

金利が安い=返済額が安い、ではない!?

冒頭で、約定返済額は元金と利息を足した金額、と説明しました。

ならば、「金利が安いほうが利息も安くなるから、毎月の約定返済額も安くなる?」と思うかもしれませんが、一概には言い切れません。

というのも、毎月の約定返済額は金利や返済方式以外にも、各カードローン会社の裁量によってあらかじめ決められているからです。

中には借入上限額によって大まかに返済額が決められていることもあり、借りたのは10万円でも上限金額100万円まで借りられるプランだったため、返済額が引き上げられて思ったより高額に…、なんてことも。

そのため、あなたが借りたい金額を元に、毎月の約定金額がいくらになるのかもしっかり調べておきましょう。

借入残高ごとの毎月の約定返済額は、各カードローン会社のHPに掲載されています。そこでいろんな契約を見比べて、自分が無理なく払えるであろう返済額を選ぶのも、良いカード選びの重要なポイントです。

あなたに合った利用の仕方は?選べる返済日と返済方法

毎月の返済額が分かったら、続いて返済日と返済方法を調べましょう!

まずは返済日です。

カードローンによって返済日は異なっており、最近は以下のように自分である程度決められるカードローンが多くなっています。

  • 自分で1ヶ月のうち好きな日程を決められる
  • 1ヶ月の内5日、15日、25日の中から自分の好きな日程を選べる
  • 前回の返済から30日以内など、期間だけが決まっており期間内であればいつでも返済可能

ここで返済日を選ぶポイントとしては、確実にお金が入ってくる給料日の直後を返済日としておくことです。

自分の給料日の直後に設定できるカードローン会社を選んでおけば、いざ返済時に「お金が足りない!」なんてことにならないので安心ですね。

次に、返済方法も様々な方法があります。以下に、いくつか代表的な返済方法を挙げておきます。

  • カードローン窓口での支払い
  • カードローン会社のATMからの振込み
  • 提携している銀行・コンビニATMからの振込み
  • 返済用口座からの自動引落
  • インターネットバンキング、モバイルバンキング

カードローン会社によっては、いくつかの方法から選べる会社もあれば、あらかじめ返済方法が決められている会社もあります。

では、返済方法がいくつかあるとき、どこに注目して決めればいいのか?

ポイントは2つです。

POINT1. 手数料がかからない方法を選ぼう!

これは特に、提携ATMからの振込みを考えている方は注意してください。

提携ATMは別途、手数料がかかる場合が多いからです。

また、手数料を完全に負担してくれるカードローンもあれば、手数料は一部だけお客様負担といったように、同じ方法でもカードローン会社によって手数料の有無は異なっています。

カードローンでは元金に加えて利息も払っているわけですから、余計な出費はなるべく抑えたいですよね?

どうしても手数料のかかる返済方法を選ばざるを得ない時は仕方ありませんが、できるだけ手数料の安い方法をチェックしておきましょう。

POINT2. 自分が確実に返済できる方法を選ぼう!

カードローンの返済を忘れてしまうと延滞となり、遅延損害金というペナルティ分、金額を上乗せして払わなければいけません。

延滞を防ぐため、自分が確実に返済できる方法を選びましょう。

例えば、うっかり返済日を忘れてしまうのが不安な方は、返済日に約定返済額が自動的に引き落とされる自動引落がオススメです。

また、あなたの普段の活動範囲内にカードローンの店舗やATMがない場合、手数料が掛かる方法を避けたいのならば、インターネットバンキングが良いでしょう。

ここでインターネットバンキングについて補足しますと、あらかじめ口座を持っている銀行のサービス、もしくはPay-easy(ペイジー)などのサービスに登録しておくと、銀行ATMで出来る振込みなどの手続きが家にいながら、パソコンやスマートホンからできるサービスのことです。

「うっかり返済を忘れて、気づいたが夜中。最寄りのATMに行く時間もない!」なんてときでも、24時間手続き可能なインターネットバンキングならパソコンから手続きをするだけで、簡単に返済が出来ます。

生活スタイルなどに合わせて自分が返済しやすい方法を選ぶことも、無理なくカードローンの返済を行なうためのコツです。

元金を減らして利息を減らせ!お得な繰り上げ返済とは

ここまでは自分にあったカードローンの探し方に注目してきましたが、次は返済についてお話ししたいと思います。

まず、毎月の約定返済額は大事ですが、これだけを払っていてもあまりお得とはいえません。

というのも、約定返済額は必ず先に利息分を充当し、残りを元金の返済に充てるというルールが存在するからです。

例えば、毎月の約定返済額が10,000円で利息が3,000円だった場合、まず利息の3,000円が充当され、残りの7,000円が元金の返済に充てられるということです。

そのため、約定返済額だけ払い続けても、そのほとんどが利息に充当されるので、元金が中々減らず、返済が長引いてしまうことが多いのです。

そこで、利息を減らすための方法が「繰り上げ返済」です。

繰り上げ返済とは、随時返済とも呼ばれ、利用者が返済したいときにいつでも好きな返金額を返済することが出来る方法です。

繰り上げ返済の一番の特徴は、繰り上げ返済で払われた返済額は100%元金の返済に充てられるということです。

なので、繰り上げ返済で返済した分の利息がなくなり、かつ約定返済額に上乗せして払うことで返済期間も短縮できるため、約定返済額だけを払うよりも利息を低く抑え、最終的な総返済額を減らせるというわけです。

カードローンの返済方法はいろいろありますが、繰り上げ返済は臨時収入などでお金に余裕があるときに窓口や振込み、ATM、インターネットバンキングから支払うのが一般的です。

そのため、自分が利用しやすい返済方法が多いカードローンを選ぶことで、繰り上げ返済もより利用しやすくなるでしょう。

ただし、繰り上げ返済を行なう際、注意すべきこともあります。

1つ目は、繰り上げ返済は毎月の約定返済に上乗せして払う必要があることです。

元金を早く減らしたいからと無理に繰り上げ返済を行なってしまうと、約定返済分と合わせて二重に負担が掛かり、経済的に苦しくなってしまうことも少なくありません。

繰り上げ返済は、約定返済分も考えた上で、本当にお金に余裕があるときだけ行なうようにしましょう。

2つ目は、繰り上げ返済についてのルール・やり方をしっかり確認しておくことです。

カードローンには、返済日を含めて10日前を約定返済の返済期間、それ以外の期間に返済されたものはすべて約定返済額に充てる場合などもあります。

その際、約定返済分と合わせて払ったつもりでも、返済期間外だったため全て繰り上げ返済に充当されてしまい、もう一度約定返済額を払うはめになってしまうことも…。

また、繰り上げ返済は基本、自由に行なっても良いカードローンが多いですが、利用できる返済方法が決められていたり、繰り上げ返済をする際は事前に申し出なければいけないなどカードローン会社によってルールもやり方も違うのです。

いざ繰り上げ返済を利用しようとしたときに困らないよう、契約前にしっかりとルールと方法を確認しておきましょう。

実際に返済のシミュレーションをしてみよう!

カードローンについていろいろと説明してきましたが、毎月の約定返済額などは適応される金利や利用回数などでも変わってきます。

その為、大事なのは実際の返済金額や返済期間がどれほどになるのか、具体的な数字を出した上でシミュレーションをすることです。

最近は、各カードローンのWebサイトに、毎月の約定返済額を細かく出してくれるシミュレーターがついていることもあります。

返済方式や利息の計算式などを理解していても返済額の計算は難しいですから、シミュレーターに頼った方が確実ですし、楽です。

例えカードローンのWebサイトにシミュレーターがなくても、インターネット上にはいろんなシミュレーターがあるので、大まかな約定返済額や返済期間を出すことも出来ます。

そこで具体的な返済額などを元に、「どうすれば返済期間を縮められるのか」、「どの返済方法が自分には合っているのか」と完済までの過程をシミュレーションしてみてください。

何が「苦にならない返済」なのかは、人によって全く違います。

是非、あなたの希望に一番合ったカードローンを探してみてください。

カードローンの賢い利用方法、まとめ!

では、ここでカードローン選びの方法とお得な利用方法をおさらいしましょう。

  • 返済方式やカードローンの規約を確認し、約定返済額を確認する
  • 給料日や自分の生活スタイルなどから、無理のない返済日、返済方法を選ぶ
  • 利息を減らしたいなら「繰り上げ返済」を活用しよう!ただし、無理な返済と約定返済額の払い忘れには注意
  • シミュレーターを使って、具体的な返済シミュレーションをしてみよう

カードローンの利息や返済についての不安は、少しでも解消したでしょうか?

一番大切なのは、自分が返済しやすいカードローンを選ぶことです。

その上で、利息を減らしたい方はできるだけ早く元金を減らせるよう繰り上げ返済を活用しつつ、賢くカードローンを使ってみてください。

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