カードローンの返済を減額する！一刻も早い「相談」こそ最善の解決策

毎月のカードローンの返済が増えすぎて、首が回らない！こんなときは、毎月の返済額を何とかして減額していく必要があります。

無理に返済しようとして、また別のローン会社から借りると、ますます返済額が増えて借りては返済し、また借りては返済…の悪循環に陥ってしまいます。

どうしても返済できない場合は、金融業者や専門家に早めに相談して返済額を減額してもらうのが一番です。

状況に応じたカードローンの返済の減額方法を検証してみました。

全体的な返済額が少ないときは返済を待ってもらうことも可能

カードローン全体の返済額がまだ数万円で、来月まで待ってもらえれば何とか返済できそう！という場合は、返済期日前に連絡を入れれば、返済を待ってもえる可能性があります。大事なのは、必ず返済する！という意思を見せることです。

ただし、この手が使えるのは多くてもせいぜい2回くらいです。あまり何度もくり返すと、信用されなくなり、損害遅延金をとられることになるので、これ以上払えそうにないと思ったら、別の方法を考える必要があります。

また、あまり何度も遅延遅延をくり返していると信用情報に履歴が残り、家や車などで高額なローンを申請するときに不利になる可能性もあります。

返済できない場合は、早めに対策を考えましょう。

それでも払えないときは毎月の返済額を減額する交渉を！

どうしても今の返済額では、返済ができそうになければ、金融業者に毎月の返済額を減額してもらえないか、交渉してみましょう。

カードローンは業社によって最低返済金額が決まっています。金融業者もまったく返済されないよりは、毎月の返済額が多少減っても返済してもらうほうが利益になります。最低返済額以上の金額で、半年以上、一度も延滞せずに返済していれば認めてもらえる可能性はあります。

ただし、毎月の返済を減額すると、それだけ返済回数が増え元金がなかなか減らせません。さらに、利息を払う回数も増えます。

要は、利息も余計に支払うことになるのです。毎月の支払いは楽になりますが、長い目で見れば負債が多くなるということなので、返済の減額を申し込むときは慎重に考えましょう。

ボーナスや臨時収入が入ったときは返済額を増やして、なるべく早く元金を減らすなどの工夫も必要になってきます。

返済額を減額しても苦しいときはどうやって返済すればいい？

毎月の返済額を減額してもらっても、あちこちから借りていて、もう首が回らない！というときは、以下の支払い方法に変更することで解決できる可能性があります。

おまとめローンに切り替える
債務整理の手続きをする

おまとめローンのメリット・デメリットとは

おまとめローンは、その名の通り、複数のカードローンを一社にまとめて返済する方法です。

借入先が一本になることで、借入残高が高額にりますが、複数の金利を毎月払わなくて済む、一つにまとめることで借入額が高額になる分、利息は低めに押されられるというメリットがあります。

また借入先が複数あると、請求も毎月別々に送られてくるため返済日がバラバラで管理が大変ですが、一括返済にすることで返済日が1日だけになるので返済日を忘れることがなくなります。

デメリットとしては、審査が厳しく、安定した収入がないと審査が通らないことがあります。

貸す側としてもリスクの高い貸付になるので、利息が思ったより高めになることも多く、おまとめローンを利用する前より利息が高くなる可能性もゼロではありません。

おまとめローンを利用する場合は、なるべく利息の低いローンを探して返済額を抑えましょう。借りる前に、シミュレーションするのも忘れないようにしましょう。

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任意整理は利息がゼロに！返済額を大幅に減額できる

おまとめローンの利用もできないようであれば、弁護士や司法書士に相談して任意整理をするという方法があります。任意整理の特長は、

将来の利息が全額免除される
遅延損害金も支払わなくてよい
3年～5年で完済できる金額になる

となります。安定した収入があり、返済額が減額されたら、必返せる人にはおすすめの方法です。

任意整理は借金を減額する相手を選べる

また、任意整理は債務を整理する相手を選ぶことができます。例えば、A社からの借入は高額なので減額したいがB社からの借入は小額なので、このまま返済していきたい、という選択が可能です。

また、家や車のローンが残っている場合でも、借金の金額によっては、家や車を残して返済を続けていくことができます。

しかし、債務の額があまりに大きく、任意整理を断念せざるを得ない場合は自己破産になるケースもあります。その場合は家や車は処分されることになります。任意整理は計画的な返済ができることが前提条件なのです。

任意返済は自力で行うこともできますが、膨大な量の書類が必要になり、手続きもかなり煩雑なので、弁護士か司法書士に依頼するほうが確実です。また、弁護士、司法書士に依頼すると金融業者からの督促が止まる、過払い金がないか調査してもらえるなどのメリットがあります。

カードローンの返済ができないときに一番やっていはいけないこととは

カードローンの返済に追われると、返済のことで頭がいっぱいになり冷静な判断ができなくなります。

そうなると、返済のために別なところから借金をしてしまい、毎月それをくり返しているうちに、それが当たり前になり、気が付いたら膨大な金額に膨れ上がっていた！ということもめずらしくありません。

いまよりももっと生活が苦しくなるばかりでなく、違法業社に目をつけられ、法外な金利を押し付けられることになり、借金からますます足が抜けなくなってしまいます。

どうしても返済できなかったら、自分だけで何とかしようとせず、必ず専門家に相談しましょう。まずは、全国で無料で相談をうけてくれる法テラスなどに問い合わせてみるといいでしょう。

借金はそのまま放置していても絶対解決しません。1日も早く解決する行動をとってください。