カードローンを即日で利用したい!審査のコツと技!

カードローンの返済予定表は自分でつくろう!賢い返済計画の立て方

ローンと言うものはお金を借りたら返さなければいけないのですが、一般的に毎月一定額、または一定率の金額で返済が行われます。その際には、どうやって返済をしていけばいいのかわかるように、返済予定表が発行されます。返済予定表として特に知られているのは住宅ローンでしょう。

対してカードローンの場合、限度額内ならば何度でも借り入れが可能になる為、返済予定表はどうなるのか、どう返済計画を立てればいいのか、と言う疑問が湧くかもしれません。

カードローンの場合は利用明細書でローンの状況を知ることになります。その上で、返済計画を考えていく必要があります。

カードローンで発行されるのは返済予定表ではなく利用明細書になる

当たり前ですが、ローンと言われるものは、お金を借りたら毎月返済することになります。その期間は年単位になることが多く、住宅ローンだと20年や30年と掛かることになります。長期に渡ると返済の状況がわかりにくくなる為、金融機関から返済予定表が発行されます。

返済予定表とは
住宅ローンや教育ローン、カーローンなどローンを組んだ時に発行される、今後の返済の予定が記載されている一覧表のことです。毎月の返済額とその内訳、残高が初回から最終回まで全て記載されています。償還予定表とも呼ばれています。

ただカードローンでは、返済予定表と言うものは発行されません。

とある金融機関のホームページにある質問コーナーでも「カードローンの返済予定表の発行があるのか。」との問いに「返済予定表はありません。」と言う回答が出ています。

カードローンは枠内なら何度でも借りられる!だから返済予定表はない

カードローンで返済予定表が発行されない理由として、その金融機関の質問回答には「反復利用が可能なカードローンだから」とあります。

カードローンの特徴として、融資限度額内ならば何度でもお金を借りることができます。借入額が変動するのです。これは、毎月の返済によって借入額が減っていくというよりも、またお金を追加で借り入れることで変動します。となると、もし最初に返済予定表が発行されても、それはもはや使えなくなってしまいます。

その為に返済予定表ではなく、カードローンの場合は、利用明細書の発行になります。

利用明細書は契約内容確認の意味も含まれている!可能なら保管を

カードローンの場合は、返済予定表ではなく利用明細書になると言いましたが、実際には発行されてもしっかりと目を通さない人は多いかもしれません。

と言うのは、カードローンの利用で多いのはATMです。ATMでお金を借りたり返したりした時に、紙で明細書が発行されることが多いです。(発行されないようにすることも可能でしょうが)発行されない場合は、後日郵送で届くようになっています。

よくキャッシュカードで口座からお金をおろしたり預けたりするのにもATMを利用しますが、その際に発行される明細書もすぐに捨ててしまう人が多く見られます。同様にカードローンの利用明細書も、多くの人がきちんと内容を確認しているとは言えないかもしれません。

しかし、利用明細書は先に説明した返済予定表と同等の大切な内容が記載されています。

利用明細書にある内容

  • 返済金額(今回返済した金額)
  • 借入利率(適用されている金利)
  • 元金充当額(返済金額の内の元金部分)
  • 利息充当額(返済金額の内の利息部分)
  • 返済後残高(現在の借り入れの残高)
  • 次回返済金額(次の返済日に返済する最低金額)
  • 利用可能額(借入可能金額)
  • 最終借入日(最後に借り入れした日)
  • 次回返済日(次のまたは来月の返済日)
  • ATM手数料(ATMを利用した際の手数料)  など

金融機関によって違いはあるものの、このような内容が記載されています。

利用明細書は、貸金業者側は発行することが義務付けられています。「家族に知られると困るからいらない」と言う人もいるかもしれませんが、発行された後の明細書を本人が処分する分には問題なくとも、業者の方としては「わかりました。発行しません。」とはなりません。発行する必要はあります。

また、確かに多くの人がすぐに処分しているかもしれませんが、ただ、処分すればいいというものでもありません。

と言うのは、場合によっては(例えば、債務整理をすることになった時や、業者の不正があった時など)今後の金融機関とのやり取りの際に、この利用明細書が証拠になったり、手続きがスムーズにいくことになることは確かです。できれば安易に処分しないで、しばらくは保管した方がいいと思います。

借入額が変わるからこそ利用明細書を見て返済計画を立てた方がいい!

利用明細書を処分するしないは別としても、内容はしっかりと見ておく必要はあります。

と言うのは、返済予定表の代わりになるということは、この利用明細書を確認することが今後の返済計画をたてる参考資料的な役割を果たすことになるからです。

特に借入残高や返済期間、返済額等がわかれば、毎月の返済額の見直しをしたり、今後の借り入れについても検討することができます。

また、当人が知らない間に限度額、要は借り入れできる可能額が変わっていることがあります。増額されていればいいのですが、場合によっては限度額が減ることも可能性としてはあります。

これは、本人からすれば腹立たしいことかもしれませんが、違法ではないですしあり得ることなのです。

金融機関は、定期的に顧客の信用情報(カードローンの利用等の状況)をチェックすることができます。その際に、他社も含めた融資額が多額だったり返済状況に不安要素があると判断した場合、限度額の減額をすることが可能なのです。しかも、当人に連絡をせずに行われることが多いです。

ですので、利用明細書はしっかりと目を通した方が安心できます。

家族に知られたくない人にはこれがいい!今はWEB明細が増えている

ただ、家族に知られたくないということで、やはり明細書は不要と考える人もいるでしょう。

そんな時は、WEB明細書の利用をお勧めします。

今は、インターネットを経由した契約取引が中心となってきました。各種サービスもまた、ネットを中心として行われています。

その為、カードローンの利用者には会員としてWEB登録をしてもらい、その会員サービスの項目の中に利用明細書を紙での発行ではなく、WEB上で確認することができます。

また、電話等で問い合わせしても教えてもらうことはできます。

問い合わせ方法

  • WEB
  • 電話
  • 無人機
  • 窓口

家族に見られたくなければ、やはりWEB明細の形にして、管理は必要ですがパソコンに明細内容をダウンロードするなどの方法で保存しておくといいかもしれません。

WEB明細書以外にも様々な内容に対応している会員サービスは便利!

ちなみにWEB上では、WEB明細だけでなく様々な問い合わせに対応していたり、各申し込みや変更手続きが可能となっています。

  • Eメールでの返済日のお知らせ
  • 口座振り込み手続き(口座を使っての借り入れ)
  • 増額申請
  • 個人情報の変更 など

当然会員としてのWEB登録が必要ですが、これらの手続きが可能となっています。上手に活用すると、全ての手続きが家で手軽にできます。

試すのも一案!今は返済シミレーションを設置しているサイトが多い

もちろん利用明細書でも返済計画が立てられない訳ではないのですが、返済予定表ではないからカードローンの今後の返済計画が立てにくいと言う人もいるかもしれません。そんな時はシミレーションを利用するのも一つの手です。

多くの金融機関が返済シミレーションを各ホームページに設置しています。もちろん、それぞれの金融機関でシミレーションの形式が、若干違います。

  • 毎月の返済額でシミレーション
  • 返済期間でシミレーション
  • 借入可能額でシミレーション

このように期間だったり返済額だったりの違いはあるのですが、多くはそのシミレーションで返済までの一覧も見ることができ、計画は立てやすいと言えます。

また、自身でいろいろなパターンで試すこともできます。

あくまでシミレーションの為、厳密な金額とまでは出ないかもしれませんが、大いに参考になることには違いありません。

カードローンは返済表ではなく自分で返済計画を立てていこう!

ローンも住宅ローンのような大きな額のローンもあれば、カードローンのような少額での借り入れもあります。

そのカードローンは、限度額内ならば何度でも借り入れ可能ですし、返済の状況によっては知らないうちに限度額が下がることもあり得るなど、カードローンなりの特徴があります。

その一つとして、返済予定表がないかわりに利用明細書が発行されるのですが、これとシミレーションを上手に活用すれば、自身の返済計画を立てることは可能です。

自分で考えなければいけないというひと手間はあるかもしれませんが、それもまた返済に対する自覚が芽生えるいい機会だと思います。

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