カードローンランキングの比較項目。自分にあった借入先の見つけ方
カードローンの申し込みでどこがいいのかわからない時に、ネットで調べると様々な比較やランキングのウェブサイト(=ホームページ)に出会うことがあります。
これらを見ると、カードローンの人気が順位で出ていることも多いのですが、同じような順位となっていたり、全く違うカードローンがたくさん出てくることがあります。
また、そのままカードローンの(ウェブ)サイトに行けるようになっているのですが、その状況を見るとただそれらのサイトに誘導されているように感じる人も多いかもしれません。
カードローンのランキングは、実際に参考になるのでしょうか。
ランキングは本当?カードローンで人気のところはどこも一緒?
昔と違って今は、いろいろな情報を得る時にはインターネットを利用するのが当たり前となってきました。それはとても便利なのですが、「フェイクニュース」と言う言葉も出るほどにネットでの記事や評価が信憑性に疑問を感じるような時代にもなっています。
カードローンでも多くの記事や評価をしているサイト、情報もありますが、中には闇金では?と思われるような情報も出回っていることも確かです。
ランキングのサイトもいろいろある!1つで判断しない方がいい?
カードローンにおいても、内容ごとに情報が細かく載っているサイトも多いですし、オススメとしてカードローンを紹介しているサイトも多くあります。また、気になるところでランキングもあるでしょう。
そのランキングサイトもいろいろあり、それぞれで順位が違います。
順位 | Aサイト | Bサイト | Cサイト |
---|---|---|---|
1 | アコム | J.Score 「AIスコア・レンディング」 |
アコム |
2 | プロミス | りそな銀行 「りそなプレミアムカードローン」 |
アイフル |
3 | アイフル | 三井住友銀行 カードローン |
プロミス |
4 | レイクALSA | 住信SBIネット銀行 「MR.カードローン」 |
横浜銀行 カードローン |
5 | 楽天銀行 「スーパーローン」 |
プロミス | 楽天銀行 |
※Aサイトでは、直近60日間のアクセスから算出しているとされています。
※Bサイトでは、申込数やアクセス数から算出しているとされています。
※Cサイトでは、総合評価と人気度を組み合わせての独自のランキングになっています。
それぞれのサイトからのアクセス数を中心とした評価となっている為、サイトによりそれぞれの特徴が出ているともいえます。
はっきりした基準と判断によるわかりやすくなったランキングもある!
ランキングでもいろいろあるのはわかったでしょうが、かなり参考になるランキングもあります。
オリコン顧客満足度ランキングというものがあります。
オリコンと言えば音楽の話の時によく耳にする言葉でしょう。
よく音楽でオリコン第○位と聞いたことがあるでしょう。オリコンは、様々な業種でも利用したユーザーを対象にアンケート調査をし、利用者の満足度にそってまとめて「顧客満足度ランキング」としてその結果を発表しています。
カードローンでもランキングが発表され、2017年度の調査でのオリコン顧客満足度ランキングではこのような順位になっています。
銀行系カードローン | ノンバンクカードローン | |
---|---|---|
1 | 住信SBIネット銀行 (MR.カードローン) |
SMBCモビット |
2 | じぶん銀行 (じぶんローン) |
プロミス |
3 | 三菱UFJ銀行 (バンクイック) |
アコム |
4 | 福岡銀行 | 三井住友カード |
5 | スルガ銀行 (リザーブドプランカード) |
クレディセゾン |
細かくいえば、「金利」「借入条件」「申し込み手続き」「審査対応」などの細かな内容ごとの順位も乗っています。が、それらを総合した形でこのような順位になっています。
もちろん、利用者に対してのアンケートなので、銀行系、ノンバンク系とアンケート人数が違いますが、それぞれでポイント形式で評価されています。
どこがポイント?ランキングから見えるカードローンのチェック項目
チェックポイントはそれぞれで異なる!オススメポイントを良く見よう
オリコンでもチェックする項目として出てくるのがこれらになっています。これは、他でもチェックする項目としては同じと言えると思います。
- 金利
- 借入条件
- 借り入れやすさ
- 申し込み手続き
- 審査対応
- 返済のしやすさ
- 返済サポート
多くの評価サイトや順位を示しているサイトでは、これらの項目は借り入れのしやすさなどをアピールはしているのですが、そこに対する評価をデータとしてまとめているところまではいっていないサイトも多いと言えるかもしれません。
人によって「良い」と思う部分は違う!自分がこだわる点を考える
確かに一般的な評価の項目は、かなり参考になるでしょうが、それらがすべて自分に当てはまるとは限りません。
確かに誰もが気になるのは、金利や限度額かもしれません。しかし逆に、他のランキングサイトや情報サイトを見ると、例えば「土日でも借りられる」「パート・アルバイトでも借りられる」などの条件でまとめたりしており、それぞれの目的や状況別で判断しやすいようにもなっています。
人によっては、例え金利が低くても(実際には、最初からいきなり最低金利で借りられることはない、ということもあり)そのカードローンで借りるよりも、土日にすぐに対応してもらえる方がありがたい、という人もいます。
限度額が高くなくても担当者の対応がいいところの方が嬉しいと思う人もいれば、とにかく早く借りられるところがいい、と言う人もいます。
口コミも参考になる!ただし悪態をつく口コミは見ない方がいい
サイトによっては、順位だけでなく口コミも載っていることがあります。また、口コミやそれに伴う各カードローンの評価を載せたサイトもあります。
これらもまた本当に利用者の声なのか疑問に思う時があるのですが、やはりサイトもいくつかあり、参考になるものもたくさんあります。同時に、読んでいてあまりいい印象を持たないような書き込みがあるのも事実です。
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口コミはあくまでそれぞれの自己基準に基づく!冷静に読むのが一番
口コミのサイトによっては、良い評価・普通の評価・悪い評価と別れて記載されているところもありますし、消費者がただ単に書きたいことを書いたのみと受け取れるような時系列によるものもあります。
世の中は常に動き、カードローン業界も同様に変わってくるため、例えば金利一つとっても、昔よりも下がっていることがあります。もちろん、変わらないこともたくさんあります。
ですので、時系列になっている場合は、昔の口コミよりも新しい口コミの方が参考になるでしょう。
ただし、中にはただの愚痴と受け取れるような口コミもあります。確かに貸金業者の中には違法ともとれる対応をしている業者もいないわけではありません。
ただ、口コミは一個人の感情が大きく入っているのも確かです。よく見られるのは、審査に落ちたのが理由で悪い評価としていることです。
あくまで審査は公正に行われている為、人によっては「審査に落ちても仕方がない」「限度額が低くても仕方がない」という場合もあります。それなのに、自分のことを棚に上げてまるで業者が悪いように書く人も中にはいます。
悪態とも取れる口コミは、あまり参考になるとは言えません。
もちろん具体的な内容まで書いて、他の人の参考になるような口コミも多くあります。それらを参考にして、書いている人の感情に引きずられることなく冷静に判断したいものです。
ランキングは参考に!自分が借りたいと思うカードローンから借りる
カードローンを選ぶ時、ランキングには多くの情報がそこにありますし、「ここなら借りたい」と思うような内容がたくさん記載されています。多くの人が「良い」と言うのは、やはりそれだけ「良い」点があるからです。
ただ、自分がその多くの人と全ての条件がマッチしているとは限りません。会社員もいればアルバイトやパートで働いている人がいるのと同様に、借りたいと考える金額だって違いますし、返済も少しずつで構わない人もいれば、一気に返したいと考える人もいます。
もちろん、いろいろな情報サイトを見過ぎて逆にわからなくなるという人もいるでしょうから、その場合は、ある程度、控える必要はあるかもしれません。
しかし、ランキングにしろ口コミにしろ、それだけに振り回されないでいろいろな情報サイトやオススメサイトと同様に参考程度にし、そのうえで自分に向いているカードローンを選ぶのがいいのではないでしょうか。