申し込みが簡単!7マークのセブン銀行はオススメカードローンの一つ
昔と違って、今は銀行もカードローン商品をたくさん扱うようになりました。また、銀行も多様化し、店舗を持たない銀行も増えています。それだけでなく、コンビニでの利用が手軽にできるようにもなりました。
それらの特徴を網羅した銀行として「7」マークで知られているセブン銀行があります。セブン銀行のカードローンが他と大きく違うのは、融資額が他よりも少額である点と、店舗を持たない為、申し込みをはじめとする手続きにおいてネットがメインになっている点でしょう。
一見、わかりにくいのではと心配になるネット利用ですが、意外に手軽に申し込みでき、評判はいいようです。
7マークのセブン銀行カードローンは限度額が低く借り過ぎずにすむ!
コンビニのセブン・イレブンに設置されているATMには7のマークがついていますが、設置された当初は兎も角、これがセブン銀行のATMだと言うことを理解している人は多いのではないでしょうか。
そのセブン銀行ですが、基本的に窓口はありません。口座を作ってキャッシュカードを見ると支店名はあるのですが、口座開設月によって支店名が変わり、その名もマーガレットやバラなどの花の名前が使われていて、ちょっとおしゃれです。
そのセブン銀行にもカードローンはありますが、商品としては1種類になります。
セブン銀行のカードローンは金利は少し高めで少しだけ借りたい人向き
セブン銀行のカードローンは、他の銀行と少し違って最初は10万円からになっており、昔は100万円までできたのですが、今は多くても50万円までの少額融資となっています。
カードローン商品概要
申込条件 | 満20歳以上満70歳未満 セブン銀行の口座を持っている 一定の審査基準を満たし、保証会社の保証を受けられる 外国籍の方は、永住者であること |
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資金使途 | 自由 (ただし、事業性には利用できない) |
限度額 | 10万・30万・50万円の3種類 ※2ヶ月以上経過すると30万・50万円への増額可能 |
契約期間 | 1年 (自動更新) |
金利 | 15% ※変動金利 |
借入方法 | セブン銀行ATM ダイレクトバンキングサービス |
返済方式 | 元加方式 |
返済方法 | セブン銀行の口座から自動引き落とし (返済日27日) 随時返済あり (セブン銀行ATM・大呉とバンキングサービス) |
遅延損害金 | 不要 |
担保・保証人 | 不要 |
手数料 | 無料 |
保証会社 | アコム(株) |
これはさりげないですが、大きな特徴の一つと言えます。
また、増額に関しても一般的に申し込みしてから少なくとも半年は難しいと言われていますが、セブン銀行の場合、少額とはいえ2ヶ月以上経過で可能となっているのも特徴です。
その増額も最高で50万円までとなっています。これもまた少額融資らしい上限で、借り過ぎが心配な人には向いていると言えます。返済もそれに伴い負担ない金額になっています。
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原則とした返済額
限度額 | 月々の返済額 |
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10万円 | 原則5,000円 |
30万・50万円 | 原則10,000円 |
ネットでのやり取りが中心だからこそ!他にもあるセブン銀行の特徴
他にもメリットやデメリットとして見るとこのような特徴があります。
メリット | デメリット |
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ATM手数料が無料 24時間借入返済可能 原則として在籍確認の電話がない WEB完結で申し込みできる キャッシュカードで対応可能 各種手続きがダイレクトバンキングで可能 |
少額融資(上限50万円) 金利が高め セブン銀行の口座が必要 (手続きに時間がかかる) 毎月自動入金サービスのタイミングが悪い 他のATMで借入出来ない |
借入・返済は24時間可能となっているのですが、ダイレクトバンキングまたはセブン銀行ATMで利用可能となっており、セブン銀行以外のATMでは借り入れができないのは、近くにセブン銀行のATMがない人にはちょっと借りにくいかもしれません。
また、ダイレクトバンキングも毎月第3日曜日の23:30~翌日5:30頃は利用不可となっているので、タイミングには注意が必要です。
ここで分かりにくいのが、毎月自動入金サービスでしょう。
自動で他の金融機関の口座から毎月26日に一定額をセブン銀行口座に入金するサービス。引き落としから5日後にセブン銀行の口座に入金されるシステム。手数料は無料。利用するには、ダイレクトバンキングサービスから申し込みが必要です。
※カードローンの返済(返済日27日)にあてるには間に合わないので、翌日の返済に充てると考えるといいです。
※初回は、申込日から8営業日以降、最初に到来する26日が最初の引落日になります。
※元の口座が残高不足等で引落しができなかった場合、サービスの利用を停止する可能性があります。
毎月自動入金サービスは、ローンの返済用だけでなく、海外送金の資金としても使えます。
ダイレクトバンキングも人によっては、ピンとこないかもしれません。
パソコンやスマートフォンで、残高照会や振り込み、金額の変更や停止などのいろいろな手続きができるサービスです。通帳もWEB通帳になり、ダイレクトバンキングサービスを利用する形になります。口座を開設すると利用できるようになりますが、登録が必要です。
※システムメンテナンス作業等で、毎月第3日曜日23:30~翌日5:30は利用不可。
今は、多くの金融機関がネットで様々な手続きが可能な会員サービスを行うようになりました。ダイレクトバンキングサービスもこれらの会員サービスと同じと考えるとわかりやすいと思います。
ダイレクトバンキングサービスは、カードローンに関するだけでなく、セブン銀行を利用するにあたり必要なものですが、WEB手続きのことなので、使い方を覚えてしまえばとても便利なものになります。
他にもセブン銀行の特徴として、利息の考え方が元加方式となっています。
通常利息の計算は、元金(借入残高)×利息(%)÷365日×借入期間(返済日から次の返済日までの間)=利息となります。毎月返済があれば、都度利息を計算し、返済額の中に利息が入る形になります。
元加方式の場合、計算された利息を先に借入残高になる元金にプラスしてから毎月の返済額をそこから引く形になります。
例えば、20,000円元金(借入残高)があり、金利が15%、借入期間30日、返済額が5,000円とします。
一般的に多い返済の計算の仕方
返済5,000円-利息分246円=4,754円が元金分。20,000円-4,754円=15,246円
元金の残りが15,246円
元加方式の場合
元金20,000円+利息246円-返済額5,000円=15,246円
元金の残りが15,246円
数字としては同じになりましたが、考え方が違うと言っていいと思います。
返済が滞ってしまった場合、返済できなかった月の利息がプラスされた状態になってしまいます。(上の例だと、20,246円)
その上で、次回分の利息が計算されてプラスされてしまいます。(20,246円×15%÷365×30=249円が利息、元金が20,246円+249円=20,495円になります。ただし、実際には計算時に100円未満は切り捨てになります。)
あえて遅延損害金を計算する必要がないからということになります。
カードローンの申し込みはWEB完結!口座があれば早く対応
肝心の申し込みですが、カードローンの申込条件として、口座を持っている必要があります。
口座をすでに持っている場合は、審査の可否は兎も角、申し込みが簡単に行うことができます。
申込方法はWEB完結のみになり、口座がない場合には口座開設が同時申し込みになり、キャッシュカードが届いてから利用可能となります。
在籍確認の電話がない!WEBでの手続きなので手軽に申し込みできる
基本的な申し込みの流れとしては、このようになっています。
すでに口座がある場合は、ダイレクトバンキングからの申し込みになります。
↓
「カードローン」メニューから申し込み(新規・増額)をする。
↓
お客様情報を入力し、10万・30万・50万円より利用限度額を選択。
↓
審査
↓
審査結果がメールにて届く
↓
契約完了・利用可能
審査の回答は、目安として申し込み完了から2~4日営業後に届くとされています。
ATMでの借り入れの場合、上記でもありましたように、キャッシュカードが使えるので、ATM操作時でも他の人にばれにくいです。
口座がないと時間がかかるが申し込みはWEBになるので手軽にできる
元々口座がない場合は、口座を作る必要があるので時間がかかります。
申し込み方法としては、同じWEBからではあるのですが、口座ありと口座なしで、若干流れが変わります。
ローンと口座開設同時申し込みだがキャッシュカードが届いてから利用
カードローンと口座開設を同時に申し込みすることになるのですが、おおよその流れとしては、このようになります。
WEBにて申し込み
↓
メールアドレスを登録する
↓
登録したアドレスに届いたメールにある申し込み手続きページに24時間以内に入り、お客様情報を入力する
10万・30万・50万円より利用限度額を選択
本人確認書類も画像でアップロードが必要
↓
審査
↓
審査結果がメールにて届く
↓
キャッシュカードを受け取る(本人限定受取郵便)
↓
ダイレクトバンキングサービスの利用登録をする
↓
契約完了
利用可能
※口座開設には1~2週間程度かかる。
本人確認書類を提出する際の注意点ですが、よく画像が鮮明でなく、大切な部分があやふやな状態になっている人がいます。
また、住所等も必要ですが、書類によっては、名前や生年月日と違う場所に記載されているのに気付かず、住所が画像としては足りないこともあります。
- 鮮明に文字が読めること
- 名前、生年月日。住所が記載されいる面、全てを画像にアップロードする
これらに注意して本人確認書類をアップロードする必要があります。
在籍確認の電話は原則ないがキャッシュカードは自分で受け取る!
口座を持っている場合と違って、時間がかかるのは仕方ないかもしれません。キャッシュカードがないと、カードローンの利用もできません。
そして、申し込みに関して大きな特徴として、原則として、勤務先への電話連絡はないことです。
もちろん、場合によっては連絡が入る可能性もあります。
通常ならば、カードローンの申込時は必ずこの在籍確認の電話が入ります。
しかし、ここでは原則電話がないというのは、やはり融資額が少額と言う点と、キャッシュカードの受け取りが本人限定受取郵便になっていることが関係していると言えます。
本人確認書類はこれらになります。
- 運転免許証
- 健康保険証
- パスポート など
郵便物に記載された受取人本人にだけ郵便物を届ける郵便局(日本郵便株式会社)のサービスになります。自宅、または郵便局窓口で郵便物を受け取る際、本人確認書類を提示して確認できたら郵便物が受け取れます。本人以外は、家族でも受け取ることができません。
ただ、セブン銀行では、外国籍の方はこの方法を利用できません。その為、郵送での口座開設の方法もあるので、こちらを利用してもらうことになります。
セブン銀行のカードローンは申し込みから手軽に行えてオススメの一つ
セブン銀行は、そもそも一般的に店舗がある銀行とは違っています。もちろん、店舗を持たない銀行は他にも増えてきました。
ですが、セブン銀行ならではの特徴としてWEBをメインとしたやりとりになります。これはカードローンにおいても同様です。融資額が少額という点からして、他の銀行のカードローンとは違う点が多いのですが、申し込み方法から見ても、手続きの段取りとしてはあまり手間無く手続きができるカードローンと言えます。
ただし、口座開設が必須ですし、それには時間がかかるので、急いでお金が必要な方にはあまりオススメとは言えないかもしれません。しかし、急いでいなければ、かなりオススメと言えるカードローンの一つであると言えます。