カードローンを即日で利用したい!審査のコツと技!

即日融資は可能?カードローンで多重債務なら借り換え専用も一案

カードローンの使い方でよく問題になるのが、知らない内に使い過ぎて返済に困ったしまったと言う時です。酷い場合には、多重債務になります。

そんな時の対策の一つに「借り換え」があります。もちろん多重債務でなくても、金利の低い方へ借り換えることは返済の負担を減らすのに有効ですが、特に多重債務などで切羽詰まっていて次の返済もままならない場合は、1日でも早く借り換えしたいと考えるでしょう。

ただ、借り換えは審査が厳しく即日対応は難しいという話もあります。消費者金融のカードローンでは、即日融資も可能となっているところは多いのですが、借り換えの場合は、即日融資は難しいのでしょうか。

カードローンの借り換えは返済の負担を減らすことが目的!

カードローンは少額融資と言うこともあり、担保や保証人が不要な分、住宅ローンや自動車ローンよりも金利が高く設定されています。とはいえ、融資額や借入先によって金利に違いがあり、あとで「違うカードローンに申し込みすればよかった。」と後悔することもあります。

また、ついついお金を使い過ぎて多重債務に陥る場合もあり、あちこちで借りているわりにどこに対しても高い金利での返済で、しかも返済先が多くて混乱するということもあります。そうなると利息を支払う負担は相当なものです。

そんな時の解決策としてあるのが、カードローンの「借り換え」です。借り換えの目的を改めて確認してみます。

  • 利息を減らす
    (低い金利のカードローンにする)
  • 返済日や返済先を一つにする
    (いくつかのカードローンを一つにまとめる)

一言で言えば、カードローンにおける消費者の負担を減らすことに繋がります。複数の借入先を1ヶ所にまとめることもあるので、おまとめという表現をすることもあります。

借り換えは総量規制には引っ掛からない!ただし他にはお金が使えない

消費者金融のカードローンでは、貸金業法にある総量規制に引っかからないように年収の1/3以上は借りられないとされています。消費者が借金で困窮しないように法律で借りられる上限が決まっているのです。

その為、特に複数社から借り入れしている場合は金額が膨らみ、借り換えができないのではないかという心配をされる方もいます。しかし、心配は不要です。

借り換えローンの場合は、消費者金融でも「顧客に一方的に有利となる借換え」として、総量規制の例外になります。

ただし、既に年収の1/3近くまで借金がある場合、通常のカードローンへの申し込みは難しいでしょう。銀行カードローンならばその法律の対象外なので、どうしてもと言う方は、審査に通るか通らないかは別にして銀行のカードローンに申し込みはできます。

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カードローンの限度額は総量規制が関係する!借入先の対象範囲は?

当然メリットだけではない!借り換えによるデメリットも把握しておく

どこに申し込みしようと、借り換えローンは返済に対する負担の軽減を図る為にあるものですが、当然メリットばかりではありません。もちろん、デメリットもあります。

借り換えのメリット・デメリット

メリット 金利が下がる(利息が減る)
毎月の返済額が減ることもある(多重債務の場合)
毎月の返済日が減る(多重債務の場合)
精神的な負担が軽減される
デメリット 審査に落ちる可能性がある
追加での借り入れができないローンもある
新たなカードローンの申し込みができない可能性が高い
返済が長期化する(利息の総額が増えることもある)

カードローンの審査は、借入希望額が大きければ当然その分審査は厳しくなります。

借り換えで特に複数社のカードローンを一つにまとめる場合、当然借入希望額が大きくなります。その分、審査が厳しくなるのは考えるまでもないでしょう。もちろん、今までの返済の実績に心配がなければ、審査に通る可能性は大いにあります。(その為の借り換えローンであるのも確かです。)

デメリットでも特に気をつけないといけないのが、審査と場合によっては利息の総額が増える可能性があることでしょうか。

この場合、借金が一つになっても当然借入額が大きくなるので、その分返済が長期化する恐れがあります。負担を考えるあまり毎月の返済額をあまりにも低くしたならば、その分返済期間が延び、場合によっては金利が下がっても総利息額が増えてしまう可能性があるのです。

いくらぐらいの返済額ならば利息が減るのか、または利息が以前よりも増えてしまわないのか、シミレーション等を使ってきちんと確認して話を進める必要があります。

即日融資は可能?消費者金融では借り換え専用カードローンがある!

肝心の借り換え専用のローンですが、大手消費者金融がいくつか用意しています。銀行では、今はほとんど借り換え専用カードローンを扱っていません。これは後で説明します。

自動契約機で契約可能!アコムの借り換えローンはオススメのひとつ?

消費者金融の一つ、アコムでは「貸金業法に基づく借換え専用ローン」があります。商品概要はこのようになっています。

貸金業法に基づく借換え専用ローン(アコム)

限度額 300万円
金利 7.7~18.0%
(実質年率)
資金使途 貸金業者債務の借り換え
遅延損害金 20.0%
(実質年率)
返済期間 借入日から最長13年7カ月
(162回)
担保
保証人
不要
必要書類 運転免許証
(ない方は個人番号カードや健康保険証等)
※顔写真がない書類の場合は、別途書類が必要
借入総額により収入証明書類
(源泉徴収票等)

※貸付額は、申込時の借り換え対象となるローンの残高の範囲内
※返済のみとし、追加の借り入れは不可。

借換え対象となるカードローンは貸金業者(みなし業者含)からとなっており、銀行からの借入やクレジットカードは対象外となります。ただし、少し混乱しやすいですが、クレジットカードでもキャッシング枠の方は対象になります。

また、借り換えの対象となる金額は、ローン残高(元金のみ)の範囲内となっているのも注意しなくてはいけない点の一つです。

そのため、必ずしも申込者が希望する金額が借りられるとは限りません。そうなると、借り換えローンで全てが解決するとは限らないと言えそうです。

借り換えローンの申し込みは、電話となっています。

電話で必要書類や事前の手続きについて説明しれくれます。

必要書類を用意し、店頭窓口、または自動契約機(むじんくん)へ移動する。
(店頭や自動契約機が難しい場合は、郵送での契約となる。)

その場で、審査結果の回答がもらえます。

契約

借り換えの処理は、アコムが申込者の名前で他社へ振り込みをします。おかげで面倒な処理をする必要はなさそうです。しかも借り換えローン利用時に稀に問題になる、借り換えで借りたお金を本来返済しなくてはいけなかった貸金業者への借金の返済に使わずに使いこんでしまうという危険もありません。

ただ、「自分で他社への清算を行う場合は、他社精算書類の提出が必要となる」旨の説明がある為、自分で処理をすることもあるようです。その場合は、使い込みの心配が出てきます。

しかし、借り換えローンは返済だけしかできず、借金が増えただけになると同時に新たに借入先が見つかるはずもなく、苦しい思いをすることになります。

アイフルは「かりかえ」と「おまとめ」の2種類のローンがある!

アイフルもまた借換用ローンを用意していますが、こちらは「かりかえ」「おまとめ」の2種類あります。

貸金業法に基づく計画返済支援おまとめローン「かりかえMAX」

対象者 アイフルを初めて利用する方
満20歳以上の定期的な収入と返済能力を有する方
会社基準を満たす方
資金使途 他社の借り換えのみ
金利 3.0~17.5%
(実質年率)
限度額 800万円
遅延損害金 20.0%
(実質年率)
返済期間 最長10年
(120回)
担保
保証人
不要
必要書類 原則として他社借入条件等の確認ができる書類
本人確認書類
源泉徴収票等収入を証明する書類

※カードローンではなく、返済のみとなる。

貸金業法に基づく計画返済支援おまとめローン「おまとめMAX」

対象者 満20歳以上の定期的な収入と返済能力を有する方
会社基準を満たす方
資金使途 アイフル及び他社借入金の借り換え
金利 3.0~17.5%
(実質年率)
限度額 800万円
遅延損害金 20.0%
(実質年率)
返済期間 最長10年
(120回)
担保
保証人
不要
必要書類 原則として他社借入条件等の確認ができる書類
本人確認書類
源泉徴収票等収入を証明する書類

※カードローンではなく、返済のみになる。

基本的にアイフルの借換ローンは、自分で他社への清算が必要ですが、場合によってはアイフルから他社への返済を行う場合もあります。

アイフルの場合、借換対象となる他社の借り入れは、それぞれのケースによって、銀行や貸金業者からのローンだけでなくクレジットカードのショッピングも含まれる場合と、銀行カードローンやクレジットカードのショッピングを含まない場合とで判断が分かれます。

また、アイフルからの借換用ローンに関しては、追加融資はできず、後は返済するのみとなります。

申し込みはネットで行います。

審査結果の連絡

(郵送で手続きする場合)
契約書やカードが自宅へ送られてきます。
(店舗での手続きの場合)
店舗で契約・カード発行されます。

(郵送で手続きする場合)
書類に記入して返送
(店舗で手続きの場合)
融資開始

(郵送の場合)
契約書類の確認後、融資開始

郵送だと郵便物のやりとりに時間がかかってしまいますが、もし店舗が近くにあればその場で融資開始は可能です。ですので、即日融資は可能ではあるのですが、最初のネットでの申し込みから審査結果の連絡がくるまでが時間がかかる可能性があります。

プロミスにも専用ローンがある!その場で審査回答や契約も可能

アコムやアイフル同様、プロミスも借換専用ローンが用意されています。

貸金業法に基づくおまとめローン

対象者 20歳以上65歳以下
本人に安定した収入がある
※主婦、学生でもパートやアルバイトによる安定した収入があれば申し込み可能
資金使途 他の貸金業者からの借り入れ金返済
限度額 300万円
金利 6.3~17.8%
(実質年率)
遅延損害金 20.0%
(実質年率)
返済期間 最終借入後最長10年
(~120回)
担保
保証人
不要
必要書類 本人確認書類
収入証明書類

対象となる借換えローンですが、消費者金融やクレジットでの借り入れになります。アコムと同じように銀行のカードローンやクレジットのショッピングは対象外となります。また、この点も他と同じと言えますが、ローン残高(元本)の範囲内とされています。

プロミスの場合、おまとめローンはインターネットからの申し込みは対応しておらず、自動契約機か店頭窓口での申し込みとなっています。その為、審査結果はその場で回答してもらいます。契約までがそこで行われることになります。

もちろん申込時間のタイミングもあるかもしれませんが、流れから見てわかるように、即日融資が可能だと言えます。

また、他社への返済はプロミスが申込者の名前で手続きしてくれる為、かなり負担軽減になります。

勘違いや見間違いに注意!よく言われる即日融資と即日審査は違う

ここにあげた借換専用ローンですが、実際にその場で契約までたどり着けるものもあり、即日融資が可能と言えます。

もちろん申し込みのタイミングや、審査結果によっては希望通りにいかないこともあります。

ただこれは、借り換え云々ではなく一般的なことなのですが、見間違いか勘違いなのか「即日融資」と「即日審査」を間違えて審査まではその日の内に可能となっていたが、その日のうちに融資してもらえるとばかり思っている場合などあります。

もちろん、本人が間違えたら仕方がないのかもしれませんが、ちょっとした勘違いや見間違いで即日融資が間に合わなくなるということもあり得ます。

そんなちょっとした間違いは兎も角、審査の状況によっては即日融資を絶対に行ってもらえるとは限りません。できれば、可能となるよう努力をしてみましょう。即日融資を可能にするには、このような点に気をつけましょう。

  • 平日の午前中に申し込みをする
  • 必要書類を先に用意しておく
  • 借り換えであることを明記する
    (借り換え専用ローンでない場合)

審査を通らなければいけないのは、通常のカードローンと同じです。そういう意味では一度審査は経験しているので、わかるのではないでしょうか。

他にも重要なこととしてあげられるのは、多くの場合、借り換えローンは借りた後は返済するのみで追加融資はまずできないものが多いということがあります。

また、銀行カードローンなど、借り換え対象外のローンもあります。

これらの点を踏まえて借り換えを検討する必要があります。

低金利のカードローンを借換用にするのもあり!だが審査は厳しい?

借り換え専用カードローンの場合は新たな借り入れができなくなるなど、当事者からすれば後が困ると考える点はあります。

では、借り換え専用以外で他社からの借り入れができないのかと言うと、上記では難しいと書いたものの、可能性がないわけではありません。ただ、借り換えをするならば今までよりも負担を減らさないと意味はないので、まず今までよりも低金利のカードローンを選択する必要があります。

おまとめだろうと多額の借り入れを希望するならば当然審査も厳しい!

実際には、低金利のカードローンを借り換え用として申し込みするとしても、そう簡単には話がいかないでしょう。そもそもカードローンの申し込みでは、延滞等の金融事故情報だけでなく、この点も厳しくチェックされます。

  • 他社借入件数
  • 他社借入総額

これは、通常のカードローンの申込時にチェックされる項目です。

ただ、おまとめが目的とわかれば、他社借入件数が審査に落ちる要因からは外れるでしょう。

では、おまとめならば審査に通りやすいかと言えば、そうとは限りません。他社借入件数や他社借入額以外の面でも当然審査はされます。一般的に借入額が多額だと返済が可能かどうかを厳しくチェックされます。その為、単純に借入額の返済に不安要素があれば、当然審査には落ちます。

銀行カードローンは借り換えに向いている?急ぎならば難しい

今は銀行でもカードローンを数多く扱っているのですが、銀行の場合、消費者金融ほどには借り換えローンに力を入れているとは言えないでしょう。

以前は、銀行カードローンも借り換え専用商品を用意したり、専用でなくともホームページで借り換えOKをアピールするなど、借り換え用としてカードローンに申し込みすることを勧めているところもありました。

しかし昨今、銀行カードローンの貸し過ぎによる多重債務者の増加が社会問題となってきました。また、反社会勢力への融資防止の為に警察庁へのデータベース照合のひと手間が増え、その分即日融資が難しくなりました。

銀行カードローンの場合、今は早くても翌営業日が融資可能な対応スピードとなっています。また、銀行カードローンでの借り換えとしての利用はあまり推奨されなくなったこともあり、銀行カードローンを使っての借り換えは難しいと考えた方がいいです。

カードローンの借り換えで即日融資は可能だが良く考えて申し込む!

カードローンは上手に使うと金利も低いところで借り入れすることが可能なのですが、なかなかそうは簡単にいかず、高い金利のままいくつかの貸金業者からお金を借りることになる人は多いです。

しかし、それぞれ高かった金利が、いくつかのカードローンを一つにまとめることで下げることは可能です。それに伴い、返済時の回数や金額の負担を軽減することにも繋がります。

タイミング的にすぐにでも借換専用ローンを利用した方がいいと言う人もいるでしょう。仕事の合間を縫っての申し込みならばなおさらです。

ただ、どちらにしても審査がある為、絶対に借換ローンが使えると言う保証はありません。その点は忘れてはいけません。

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