カードローンの口コミは信用していいの?低金利を探す方法とは
カードローンは多くの消費者金融や銀行が扱っているのですが、大手をはじめにとても多くの商品が存在します。その為、どこから借りたらいいのかわからない、という声もよくあります。
そんな時に参考になるのが口コミですが、これもまたどこまで本当なのか怪しい口コミもあります。もちろん全部がウソという訳ではないのですが、どこまで信用したらいいのでしょうか。
闇金との見極め方や低金利のカードローンを探すポイント、口コミをどう解釈すればいいのかも含めて考えてみたいと思います。
カードローンに関する口コミはいろいろあるがどこまで信用していい?
カードローンをどこにするのかを決める時には、どうするのが一番なのでしょうか。
多くは、ネットを中心とした情報を見て決めていると思います。その情報ですが、ただ漠然と特定の消費者金融や銀行がいいという内容もあれば、いろいろ比較してみての情報、そして体験者の意見の載った口コミなど、いろいろあります。
口コミの内容はいいものもあれば悪いものもある!どれが本当なのか
カードローンの情報としては、ある程度調べたり比較しての情報や特に体験者の口コミ、意見は参考になると言えます。
口コミにはどんなことが書かれているのでしょうか。
口コミにある良い内容
- 審査に受かった。
- 審査への印象は簡単だった・早かった。
- 担当者の対応が親切だった。
- 説明が丁寧だった。
- 限度額が高くて良かった。
- 金利が低くていい。
- 無利息サービスがあっていい。
- ATMの手数料がかからないのが良かった。
これらは良い内容ばかりなのですが、当然良いことばかりではなく、悪い印象を持つような内容の口コミもあります。
口コミの良くない内容
- 審査に落ちた。
- 審査に時間がかかった。
- 金利が高い。
- 少額しか借りられなかった。
- 増額案内がしつこい。
- 金利や限度額のメリットは実際にはない。
- 銀行カードローンで口座が必要だった・口座を作るのに時間がかかった。
同じカードローンでも良いと言う意見と、良くなかったという意見があります。口コミサイトでは良かったと言う意見、良くなかったと言う意見の比率を載せているところもありますし、逆に意見の書き込みをした人の例えば借入額や審査に掛った時間も参考に記載されているようなところもあります。
細かい内容まで書いてあればわかりやすいですが、ただ意見のみ書き込まれているような情報サイトもあり、いろいろなタイプの口コミがあります。
もちろん全部がウソと言うわけではないのですが、どこまで本当なのか、わかりにくい情報サイトもいくつかあります。
口コミだけでなく自分もわかっている?カードローンについての基本
あくまで口コミは、その書き込みした人の主観によって書かれているという点も頭に入れておいた方がいいかもしれません。
特に審査に関しては、例えば申し込みした人が2人いて、同じ属性(申込者の個人情報から勤め先の情報や持ち家かどうかなどの情報をまとめて属性といいます。)でも過去のクレジットやローンを利用した時の返済状況が違えば、審査結果が変わることがあります。
同じような条件の人でも結果が変われば、それぞれで受け取り方も変わり、口コミに書かれる内容も変わります。
審査に落ちた人が、審査の結果の理由は教えてもらえない為にその理由が全く思いつかなければ、その人はただ審査が厳しいと思うだけになります。これでは本当の意味で、その意見を見た全ての人の参考になりません。
口コミを見た方も冷静にその口コミの内容を分析した方が、本当の意味で参考になるはずです。
カードローンの基本を知らないと違った内容を書き込むこともあり得る
その為には、ある程度のカードローンの基本を知っておく必要があります。
例えば、専門家ほどの知識はなくても、ある程度の野球のルールを知らなければ野球はできません。サッカーのルールを知らなければサッカーはできません。基本的なルールがわかれば、スポーツはできます。
カードローンも同様で、基本的な部分だけでも知っていると知らないのとでは違います。
カードローンを全く何も知らない人の中には、ただただ金利が高い、限度額が低い、担当者の対応が悪い、などと言う人がいます。
口コミでも、その人が故意ではなくとも知識不足で間違った、あるいは勘違いした内容を書き込むこともあります。
気付きにくいカードローンの基本
- 銀行カードローンと消費者金融のカードローンでは、特徴が違う。
- 最初から広告で表記している内の、低い方の金利ではすぐには借りられない。
- 本来は最初から表記している内の、高い方の限度額ではすぐに借りられない。
- 広告等で表記している審査時間はあくまで最短であり、必ずしもその時間内に審査が終わるわけではない。
例えば、金利が良くなかったという意見があるとします。しかし本来、最初から広告等で表記されている最低金利では借りられません。
もちろん細かい説明を読めばわかりますが、急いでお金が必要な時はそこまで見ていないことが多々あり、最初から低い金利で借りられると思いこんでいる、と言うことがあるかもしれません。
審査時間に関しても、あくまで広告に載っているのは「最短」とあるのに、そこを見ていなかったり、勝手に自分も最短で借りられると思いこんでいる可能性があります。
実際にはそうそう自分の思うような状況に物事は進まないものですが、基本を知っていれば、不要な愚痴やクレームをせずに済みます。
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参考になる口コミもたくさんある!内容を見ればそれはわかる
逆に言えば、これらのことを書いてある口コミは、ある程度の知識を持っている人で参考になると思います。
- 金利についてのアドバイスが多い。
(上限金利と下限金利の差についてなど) - 個人情報をとても気にする。
(個人信用情報に記録が残るのを不安視する。) - 金融機関の説明内容と齟齬があった時の対応をアドバイスしてくれる。
- 担当者の対応で具体的にここが良かったなどを書いてくれている。
どうやって低金利のカードローンを探せばいい?闇金との見分け方は?
口コミには、やらせとまでは言わなくても意図的に良くない、良い意見がまぎれているのも確かと言えます。それは、それとわからないように闇金の申し込み先に誘導するようなサイトがあることからも言えると思います。
ならばどうやって金利の低いカードローンを探せばいいのか、ということになるのですが、やはり、先のカードローンの基本を知っておくことに繋がります。
カードローンの金利には法律で上限が決められている!その上で探す
心配なのは、低い金利を探すあまり上手に書き込まれた情報を鵜呑みにして闇金から借りてしまうことです。
利息制限法、そして出資法と言うのがあるのですが、これはお金の貸借に関して利息を取り過ぎないよう、消費者を守るために金利の上限が取り決められた法律です。
厳密にいえば、この2つの法律は若干金利の差や刑罰の差があるのですが、正規の貸金業者はこれを守っているので、まず利息制限法のこの数字を頭に入れておけば闇金に捕まることはないでしょう。
利息制限法で取り決められた上限金利
借入額 | 上限金利(年率) |
---|---|
10万円未満 | 20% |
10万円~100万円未満 | 18% |
100万円以上 | 15% |
これ以上の金利のところからは、借りないようにしましょう。
闇金の場合は、この金利がわからないように金額で利息を表記しているところも多いので、金利表記がない所は避けた方がいいでしょう。
闇金が心配な時は金融庁のホームページで検索するのが間違いない!
金融庁には、「登録貸金業者情報検索サービス」として、正規の業者の登録番号を照会できる検索サービスを行っています。闇金には偽の番号を表記しているところもあるので、こちらできちんと確認するのが安心です。
そのうえで、金利の低い正規の貸金業者を探すようにしましょう。
最終的には自分で判断する必要があるが先に知識を得ることも大切!
カードローンにはいろいろな種類があるのは承知でしょうが、そのうえで低金利のものを探すのは、やはり情報サイトや口コミが参考になるのは間違いありません。
ただ、数字だけの情報を得たい時は情報サイトの方が早いでしょうし、その銀行なり消費者金融のサイトで確認した方がいいのは間違いないでしょう。(そのまま、申し込みもできますし。)
口コミの場合は、あくまで申し込みやその内容に関して参考にする、というのがいいと思います。それでもいろいろと知ることができるのは、間違いないです。
また、いろいろな消費者金融や銀行のホームページを見ればある程度はわかってくると思いますが、金利に関しては、どれぐらいが一般的かも知ることができるでしょう。
先にも触れましたが、初めてお金を借りた場合は、各銀行や貸金業者が表記している金利の中でも高い方の金利になるのが当たり前だということも知っておくことは必要だと思います。
こうやってある程度の基本的な知識を得て、そしていろいろな情報や口コミを参考にすれば、低い金利で良いカーロドローンを見つけることができます。
しかし、どのカードローンであろうと審査は必ずあります。(ないところは、闇金です。)
必ずしも一番低い金利のカードローンが自分に一番合っているとは限りません。いろいろな意見を吟味して、最終的にお金を借りる、そして判断するのは自分であることは忘れてはいけないと思います。