カードローンは高齢者だと借りられない?申込条件と申込方法の解説
高齢者の方で「カードローンを利用したい」と思った時、だいたいの金融機関でひっかかってしまうのが「年齢」の部分ではないでしょうか。
カードローンの利用条件での一般的な年齢は、最高でも70歳まで…というところがほとんどですね。
現代社会では70歳以上でも元気な高齢者の方もたいへん多く、また、すばらしいことに日本の平均寿命は年々延びているため、このような悩みを持つ高齢者の方は少なくないでしょう。
そこで今回の記事では、「70歳以上の高齢者でも利用できるカードローンはないの?」ということについて紹介していきましょう。
ココなら最高80歳まで!セゾンのかんたん安心カードローン
それでは早速紹介していきましょう。ほとんどの金融機関が最高でも「70歳までしか申し込みはできません」という条件を付けている中、こちらの商品は80歳まで申し込みが可能となっています。
それは、株式会社クレディセゾングループのセゾンファンデックスの「かんたん安心カードローン」です。利用条件などをまとめておきましょう。
対象年齢 | 20歳〜80歳(申し込み時) |
---|---|
融資金額 | 1万円〜500万円 |
実質年率 | 6.5%〜17.8% |
返済方式 | 定額リボルビング方式、1回払い |
保証人・担保 | 不要 |
必要書類 | 申込書、健康保険証、運転免許証、収入証明書類 |
セゾンなら大手の会社なので、「よく知らない小さな会社で借りるのは心配…」という方でも安心して借りることができますね。
対象年齢は、「申し込み時に20歳から80歳までの方」となっていますが「80歳だと年金生活の場合もあるけど、それでも借りられるの?」という疑問を持つ方もおられるでしょう。
実は、ここでもっとも重要なポイントは、高齢者でも「毎月安定した収入がある方」という条件があるということです。
このため、カードローンを利用するなら年金以外で毎月安定した収入が必要、ということになります。
それではここからは、セゾンファンデックスのかんたん安心カードローンについて、その特徴を紹介していきましょう。
セゾンファンデックスのかんたん安心カードローンの主な特徴には、以下の3点が挙げられます。
- 融資までのスピードが早い(最短即日)
- 全国のコンビニATMでいつでも利用できる
- 電話での手厚いサポートを完備
これらの特徴について、これからちょっと詳しく紹介していきましょう。
融資までスピードが早いから急いでいる方も安心!
高齢者の方がカードローンを利用するその他の方法に、独立行政法人福祉医療機構(WAM)」と「株式会社日本政策金融公庫」の2カ所が年金を担保に行っている、「年金担保貸付事業」が挙げられます。
これらの年金担保貸付事業で借入をする場合、年間利率が年金担保融資では2.1%、労災年金担保融資では1.4%と、とても低金利で利用できるのが最大の魅力です。
ですが、年金担保貸付事業での借入を利用する場合、融資までは最大で1ヶ月間かかる場合があり、「急いでいる、今すぐ借りたい」という方にはあまりおすすめできません。
もちろん「急いでいないし、利率が低い方が良い」という場合は、独立行政法人福祉医療機構や日本政策金融公庫の年金担保貸付事業での借入を検討してみるのも良いでしょう。
申し込みには、必ず本人が直接窓口に出向いて手続きを行いましょう。ちなみに、ゆうちょ銀行や農協、労働金庫の窓口では取り扱いをしてません。
これらの金融機関で年金を受け取っている場合は、近くの銀行や信用金庫の店舗に年金受け取り口座を変更する手続きが必要になります。
なお、この年金担保貸付事業は、日本では「独立行政法人福祉医療機構」と「日本政策金融公庫」の二カ所でしか行っていません。
これ以外の会社が「年金担保貸付事業をしていますよ!」と言っていても、悪質な違法業者である可能性があるので十分注意してください。
さて、先ほどの融資までのスピードの話に戻りますが、その点、セゾンファンデックスのかんたん安心カードローンでは、申し込む時間帯によっては、最短でその日のうちに借入することが可能です。
近くのコンビニで利用できるから手間がかからず便利
借入をする、というと銀行などの窓口に行かなくてはならなくてたいへんそう…と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
かんたん安心カードローンなら、最寄りのコンビニのATMで借入や返済ができるので、自分の好きな時間に利用できてとても便利です。
また、ATMの手数料もかからず、コンビニによっては最大で24時間、また土日祝日も利用できる、というのは嬉しいメリットですね。
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もしもわからないことがあったら電話で聞ける!
カードローンを初めて利用する、という高齢者の方も中にはおられるかと思いますが、初めて利用するものは何かと心配ですよね。
かんたん安心カードローンでは、「インターネットで申し込む方法がよくわからない」「個人情報をインターネットに入力するのってなんだか不安だけど大丈夫?」などなど…
インターネットでの作業に不安や疑問がある場合は、電話で申し込むことができます。
もしもこのような不安や心配のある場合は、下記の電話番号にかけて、相談しながら申し込むと良いでしょう。
電話番号は、フリーダイヤル「0120-214-234」です。なお、このコールセンターの営業時間は、平日は9時〜19時、土日祝日は9時から18時までとなります。
その他、かんたん安心カードローンの他に「繰り返しではなくて1回だけ借りたい」という場合には「かんたん安心フリーローン」という商品があります。
かんたん安心フリーローンも、80歳まで利用可能で、利用条件は以下のようになっています。
かんたん安心カードローンとの違いは、融資金額と、その他返済方法が「2ヶ月に一度の返済でOK」など柔軟に選べる点です。
対象年齢 | 20歳〜80歳(申し込み時) |
---|---|
融資金額 | 30万円〜300万円 |
実質年率 | 8.8%〜17.4% |
返済方式 | 元利均等返済方式、2ヶ月に1回返済 |
保証人・担保 | 不要 |
必要書類 | 申込書、健康保険証、運転免許証、収入証明書類 |
ちなみに、「対象年齢を過ぎてしまったカードローンはどうなるの?」という疑問を持っている方もおられるのではないでしょうか。
借りられなくなっても債務は残りますので、「あと少しの時間で借りられなくなってしまう!」と慌てて大きな金額を借りるのはやめましょう。後々の返済がたいへんになってしまいます。
さて、それではここからは、「これからすぐに申し込みたい」という方もおられるかと思いますので、詳しい申し込み方法などを紹介していきましょう。
かんたん安心カードローンの申し込み方法は3通り!
セゾンファンデックスのかんたん安心カードローンの申し込み方法は、主に以下の3通りの申し込み方法がありますので、自分の申し込みやすい方法を選んで申し込みをしましょう。
- インターネットから自分で申し込み
- 電話から相談しながら申し込み
- 郵送で申し込み
インターネットと電話で申し込む場合は、かんたん安心カードローンのホームページの申し込み画面で必要事項を入力して送信した後、続いて必要書類の提出を行います。
必要書類とは、先ほど紹介したものも含め、以下のような書類が必要書類となりますので、忘れずに用意しておきましょう。
- 申込書または申込内容確認書
- 振込み依頼書…即日融資希望の場合のみ
- 本人確認書類(運転免許証、健康保険証など)
- 収入証明書類(源泉徴収票、給与明細、確定申告書、年金通知書など)
※本人確認書類と収入証明書類は、画像データやコピーしたもので可能です。
必要書類の提出は、メールに画像を添付したりアプリを利用する他、FAXで提出することもできます。
審査に通れば、その後、口座振替依頼書が自宅に届きますので、書類に記入、捺印して返送すれば、書類が到着してからだいたい1週間くらいでカードが届きます。
もしも「カードが届くまで待てない!」という場合は、平日の13時までに必要書類を提出すれば、15時までには希望金額を振り込んでもらうことが可能です。
郵送で申し込む場合は、まずはホームページなどから必要事項を入力し、資料請求を行います。
資料請求をすると、口座振替依頼書が届くので資料によく目を通し、納得できればそれに記入捺印を行い、セゾンファンデックスへ返送します。
その後の流れは、インターネットや電話で申し込んだ場合と同じ流れとなります。
お金は借りっぱなしはダメ!こまめに返済しながら使ってね
今回の記事では、カードローンは高齢者は利用できないのか?ということについて紹介してきましたが、いかがでしたか?
セゾンファンデックスのかんたん安心カードローンなら、最高で80歳までの方が利用できるので、高齢者の方にはたいへんオススメのカードローンと言えます。
しかし、どうして70歳以上になるとカードローンを利用できるところが少なくなるのでしょうか…。
これについては、高齢になると病気や、高齢のため寝たきりになる、などいわゆる「働けなくなる」というリスクが大きくなるためだと言われています。
働けなくなる、ということはお金を稼ぐことができなくなる、ということにつながります…稼ぐことができないと、返済もできなくなりますよね。
金融機関としても、貸したものが返ってこないのは困りますから、このようなリスクが高い年齢の方からは、借入の申し込みを受け付けないという形になっています。
また、借入したものを残したまま、万が一のことがあればその債務は残された親族などが請け負うということになります。
金融機関では、親族が請け負った債務が原因で大きなトラブルが起こることもあるので、そのような意味でも高齢者からの借入申し込みは受け付けないようにしているのです。
今回の記事では、80歳まで借入可能な金融機関を紹介しましたが、万が一の時のことを考え、借入したものはこまめに返済しながら利用するようにしましょう。
また、債務を請け負うケースのある親族の方とは、後々大きな問題とならないように、よく話し合いながらカードローンを利用することをおすすめします。