カードローンの約定返済の内容を知れば返済額が減らせるってホント?
カードローンは、当たり前のようですが返済日・返済額がきまっています。これを約定返済といいます。約定返済は契約したカードローンごとに返済額も返済日も違ってきます。
利息の安さや審査のスピードも大事ですが、約定返済日・約定返済額を少し意識してカードローンを選ぶと、もっと利用しやすくなりますよ。
約定返済の詳細を解説しますので、カードローンを利用するさいの参考にしてください。
カードローンの約定返済とはどんなものなのか?
約定返済とは、カードローンで借入の契約をしたさいに決められた日に決められた額を返済するということです。
返済日・返済額はカードローンによって少しずつちがってきます。
返済日は、あらかじめ金融業者が指定することもありますが、借りる側が給料日の翌日など、都合のいい日を指定できることもありますし、業社が用意した返済日の候補から返済しやすい日を選ぶという方法もあります。
業社が指定する日は15日や25日など、5の倍数である五十日(ごとうび・ごとび)が当てられることが多いです。昔からの習慣で五十日は集金日に当てられることが多かったようですが、クレジットカードや企業の決済日にも適用されるようになったようです。
消費者金融には35日サイクル製を選択しているところもあります。この返済方法は文字通り、35日ごとに返済日がやってきます。
借入日翌日を1日目とし、そこから数えて35日後が支払い期日になる返済方法です。
きっちり35日ごとに返済しなくてはいけない、ということではなく、35日以内であれば自分の都合のいい日に返済すればいいので、月ごとの返済よりやや余裕をもって返済することが可能です。
フリーランスなどで収入がやや不安定な人には返済しやすい方法といえます。
約定返済額は銀行・消費者金融で返済額が違ってくる!
約定返済額は、借入金額と利息によって一人一人ちがってきますが、どのカードローンも「返済日には最低〇円だけは返済してください」という最低返済額が設定されています。
毎月最低返済額だけ返済していれば、毎月の返済は楽ですが、一回の返済額が少ないとそれだけ返済期間が長引き、利息も余計に支払わなければいけなくなります。
また、毎月の返済額には元金と利息の両方が含まれますから、毎月の返済金額が少ないと元金がなかなか減らず、利息が増える一方で、いつまでたっても返済できない!ということにもなりかねないので、注意が必要です。
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余裕のある月は多めに返済して利息を減らそう!
しかし、ほとんどのカードローンは返済額を任意で増やすこともできます。
ボーナスや臨時収入が入ったときは、多めに返済すれば利息を減らすことができるのです。これを任意返済といいます
任意返済は、事前に金融業者に任意返済をすることを電話で連絡しましょう。
任意返済した金額は、そのまますべて元金の返済に当てられるので、元金が大幅に減り、利息の減額に繋げることができます。
約定返済額か?金利か?カードローンが家計のバランスを考えた利用を
カードローンの特徴は金融業者によって違います。毎月の約定返済額は高いけど、利息は低い、約定返済額は低いけど金利が低いなど、それぞれにメリット・デメリットがあります。
利息は高めだけど、約定返済額を低めにして支払いを楽にするか、毎月の返済額が高くても、利息を低くしたほうがいいのかは、ライフスタイルによってちがってきます。
一番大臣にしたいのは、カードローンの返済が家計を圧迫しないことです。
利息を押さえたいからと言って、返済額を無理に上げて生活が行き詰ってしまっては何の意味もありません。また、借りる前に今の自分に見合った借入額を把握しておくことも大事です。
金融業者のHPにはシミュレーションが必ずありますので、まずは借りたい金額が自分に返済できる額なのかをしっかりとシミュレーションしましょう。
カードローンは必ず自分の返済能力の範囲内で利用してくださいね!