まとめローンでカードローンの借金を返済!デメリットを知り賢く完済
まとめローンはカードローンの返済に困った時に役立つローンです。現在カードローンを利用していない人でも、いざ借入をした場合に返済ができなくなるリスクもあるためまとめローンのことも知っておきましょう。
ここではまとめローンがどういったものなのか?どんなメリット、デメリットがあるのか紹介していきます。よく知らずに申し込みをすると、損をしてしまうこともあるためまとめローンの事をよく理解してから利用を考えてみてください。
まとめローンの事を知ろう!借金をまとめることができる
まとめローンはその名前の通り複数のカードローンからの借入を一つにまとめることができます。
例えばA社・B社・C社・D社のカードローンを利用しているとしましょう。この四社からの借金をE社から新たに借入したお金で全額返済し、借金をE社にまとめることができます。
借金を一つのローンにまとめることによってメリットも得られますが、デメリットもあるためよく考えてからローンを使う必要があります。しかし使い方によっては返済が楽になることもあるため、返済が辛いという人はまとめローンを検討してみてください。
まとめローンでの借入は基本的には借金の返済のみに使うことができ、その他の用途として使うことはできません。また借金返済分の借入をしたら、もう一度借入をするということはできず返済のみ行うローンです。
お金が必要になった時には使うことができないため注意してください。新しく借入することはできませんが、確実に借金を返済していけるため借金がなかなか減らないという人はまとめローンを使ってみてはどうでしょうか。
一緒にしないで!まとめローンと借り換えローンの違い
まとめローンと似たローンで「借り換えローン」というものもあります。ローンの中には似たようなローンもあるため使う時にはそのローンがどういったものなのかよく知ってから使うようにしましょう。
まとめローンというのは先ほど紹介した通り複数のカードローンなどからの借金を一つにまとめることができます。借り換えローンというのは現在借入しているカードローンからより金利の低いカードローンに変更するローンのことです。
つまり借り換えは借金をまとめるローンではなく、現在のカードローンを別のカードローンに変えるローンであり、まとめローンのように借金をまとめることはできません。
まとめローンと借り換えローンを一緒に考える人もいるため、この二つのローンを同じものと考えないようにしましょう。
カードローンでの借金はまとめローンで一括返済しよう!
おまとめローンを使うことで複数のカードローンから借入した借金を一括返済することができます。一括返済することで得られるメリットも多いため、一括での返済も検討してみてください。
一括返済で得られるメリットは、まず利息を安く抑えられるという点です。カードローンなどの返済は、返済ごとに利息を支払わなくてはいけません。
利息は支払い回数が多くなれば多く取られてしまうためできるだけ支払い回数は少なくした方が利息は抑えられます。一括返済してしまえば、それ以降の利息は発生しなくなるため最終的な利息を安く抑えることができます。
またカードローンでの借入をまとめローンでまとめることによって、利息も一社分のみに抑えることができます。複数のカードローンから借入していると、借入している会社の分だけ利息を支払わなくてはいけないため、最終的な利息は高くなってしまいます。
例えばA社とB社、C社で借入をしている場合は毎月三社に返済しなくてはいけず、利息も三社分発生することになります。まとめローンを使うことで利息は一社のみで良くなるため、返済の仕方により利息を安く抑えることができます。
自分のカードローンの利用状況によってはまとめローンを使うことで、今までのカードローンで発生する利息を安くすることができるため、利息に悩まされている人はまとめローンの利用を検討してみてください。
まとめローンを使うと返済回数や金利も下げられる
カードローンでの借入を一つにまとめることで金利が低くなることもあります。
例えばA社から50万円、B社からも40万円、C社からは30万の借入している場合は三つのカードローンを合わせて最大で120万円の借入ができることになります。
これをまとめローンで返済するとなると最低でも120万円の借入ができるまとめローンが必要になります。一つのローンから100万円以上の借入をする場合の金利は15%が上限となっているため、上記の例であれば利息も安く抑えられる可能性が高くなります。
金利はカードローンによって上限や下限がことなるため、まとめローンを使う時には上限金利と下限金利の確認も必ず行うようにしましょう。
まとめローンの返済の事も考えよう!返済額が多くなることも
カードローンをまとめローンで一つにした場合はまとめローンに返済しなくてはいけません。
まとめることで利息や返済額が減ることはまとめローンのメリットですが、それがデメリットとなることもあるため注意しましょう。
まとめローンはカードローンの借金を一つにまとめるため、それに応じて返済の期間も長くなってしまいます。返済期間が長くなるとどうなるのか?と言うとまずは借金がなかなか減らないため返済の挫折の危険もあります。
また返済期間が長くなるということは返済の回数も増えることになり、返済回数が増えると返済回数の分だけ利息を支払わなくてはいけません。金利が低くなっても、返済期間が長くなることでカードローンでの借入よりも利息が高くなることもあるため注意が必要です。
まとめローンを利用する場合は返済回数や利息の計算も行い、現在のカードローンと比べて利息が安くなるのか計算しておく必要があります。返済期間が長くなればなるほど返済額が高くなる可能性が高いため、利息の計算は忘れずに行いましょう。
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まとめローンにも審査がある!借入額によっては審査に通りにくい
まとめローンも借金になるため、借入をするためには審査を受ける必要があります。まとめローンの審査は「通りやすい」と言われることもあれば「通りにくい」と言われることもあります。
まず通りやすいと言われる理由ですが、簡単に言うとまとめローンを利用すれば高い確率で返済してもらえるためです。また法によって多重債務を減らす必要もあるため、まとめローンの審査は通りやすいと言われています。
次に通りにくいと言われる理由はまずは借入金額が審査に通りにくい原因になります。借入金額が高いほどまとめローンなどの審査は厳しくなると言われ、例えば60万円の借入と120万円の借入希望であれば120万円の借入希望の方が審査に通りにくくなります。
まとめローンを利用する場合は、すでに持っているカードローンをまとめるために借入金額が多くなることが考えられます。借入状況、返済状況によっては審査に通りにくい可能性も高いため返済が延滞しているという人は注意してください。
まとめローンが審査に通りやすいと言われていても、必ず審査に通るという意味ではないためまとめローンで必ず借入できると考えないようにしましょう。
まとめローンは全額まとめられないこともある
まとめローンの審査によっては、カードローンからの借金をすべてまとめられない可能性もあります。例えば三社のカードローンから借入をしており、その借入合計が150万円だったとしましょう。
まとめローンは無理せず返済していこう!完済のコツ
まとめローンでの借入も借金となるため、返済しなくてはいけません。まとめローンは借金をまとめるため返済期間が長くなる可能性が高いため、最初に頑張り過ぎてしまうと後で辛くなってしまう可能性が高いです。
多少利息が高くなってしまうとしても、無理なく返済した方が完済できる可能性が高いため、無理のない範囲で返済をしていくようにしましょう。例えば、カードローンの返済のコツとして「繰り上げ返済」をすると良いと言われますが、繰り上げ返済には注意が必要です。
繰り上げ返済で早く完済することばかり考えていると、精神的にも追い詰められてしまいますし、もしもという時に使うお金が無くなってしまう可能性もあります。繰り上げ返済をすれば、確かに最終的に利息が安くなりますが、無理をして繰り上げ返済をしないようにしましょう。
まとめローンを利用するならカードローンは解約しておこう
まとめローンで借金をまとめるとなると、すでに持っているカードローンは完済している可能性が高いです。
解約しておけば借入することもできませんし、その他のローンを組む時に審査に影響を与えません。同時にクレジットカードなども所持も避けるようにしましょう。クレジットカードでお買い物をするということはそれも借金になります。持っているとついつい使ってしまう可能性があるため、借金が減るどころか増えてしまいます。
クレジットカードはとても便利ですが、まとめローンを完済したいのであれば解約しておくことをオススメします。
カードローンの返済が辛いなら借金をまとめて負担を軽減しよう
カードローン利用者の中には一つのカードローンからの借入だけではお金が足りずに、複数のカードローンを持つ人もいます。複数の借入先があるということは、カードローンの数だけ返済しなくてはいけません。
例えば4社と契約しているのであれば毎月4社分の返済もしなくてはいけないため、月々の返済額も多くなってしまいます。返済額が多くなってしまい、自分の収入では返済できないということも考えられます。
まとめローンですべてのカードローンからの借金をまとめておけば、返済も月一回になり返済金額も減らすことができるため毎月の負担を減らすことができます。
返済の回数によってはカードローンで借入をするよりも利息がかかってしまう可能性もありますが、まとめておけば負担も減るし借金の延滞をする可能性も減るため精神的に余裕を持つこともできます。
まとめローンでの借入は基本的にできないため、カードローンの返済をしたら後は返済のみが可能となります。確実に借金を返せますが、借金が返済されたカードローンでは新たに借入できるようになるため、カードローンでの借入には注意する必要があります。
契約した状態だとつい使ってしまう可能性もあるため、まとめローンを使ってカードローンの返済が完了したら解約をして借入ができないようにしておきましょう。
まとめローンを使う場合は利息の計算や完済までの期間をよく考えてから申し込みをするようにしましょう。例えばもうすぐ完済するという人や、現在でも問題なく返済できている、利息があまり変わらないという人は無理にまとめローンを使う必要はありません。
借金の返済が追い付かない、返済できているけど負担が大きいという人はまとめローンの利用を検討してみてください。