カードローンを即日で利用したい!審査のコツと技!

審査に不利!?カードローンを複数の会社に申し込んだ時の疑問を解消

金融会社を調べてみると、利率や特有のサービスなど、会社によって様々です。ひとつの会社でも良いところもあれば、そうでないところもあります。

一概にココが良い、ここはダメとは言えないのが事実です。

しかし、複数の会社にカードローンを申し込むと審査に通りにくいと聞いたことはないでしょうか?

ここでは、審査の仕組みと複数の会社に同時に申し込みをした場合、審査に影響が出てしまうのではないか?という疑問を解説していきたいと思います。

複数の会社に申し込むときの注意点

最近では、マイカーローンやマイホームのローンを組みやすくするために、銀行などではカードローンを契約してもらうということもあります。

カードローンを契約することによって、実際に金利が優遇されることもあります。

半年間や1年といった短い期間でカードローンを複数申し込んでしまったという方も少なくないのではないでしょうか。

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カードローン契約は信用情報に記録される

まず、カードローンを契約すると「信用情報機関」の信用情報にあなたの個人情報が記録されます。

  • 氏名・生年月日・家族構成
  • 勤務先・勤続年数
  • 年収
  • 他社の借入残高
  • 返済状況
  • 申し込み日・申し込み商品
  • 金融事故情報(延滞や債務整理など) など

金融会社は、カードローンの審査をするために、この信用情報をひとつの判断材料に用います。

これによって、申し込み者がどんな人であるかを大方把握しているのです。

信用情報のどの部分を重視しているかについては、各金融機関で異なっているため、はっきりとしたことはわかりません。

しかし、申し込み者に返済能力があるかどうか?ということは確実にチェックされることは頭に入れておきましょう。

信用情報機関は情報を共有している

現在、3つの信用情報機関があり、情報を共有しています。これによって金融機関は自分の会社が所属する機関で、申し込み者の情報を知ることができます。

全国銀行個人信用情報センター(KSC)・・・銀行系の信用情報機関
CIC・・・クレジットカード系の信用情報機関
日本信用情報機構・・・消費者金融系の信用情報機関

近年では、進学率も増加し、奨学金制度も充実しているため、奨学金の返済状況も知ることができてしまいます。

複数の申し込みを行った場合、審査に時間がかかることがある

信用情報は、申し込みや返済を行ったらリアルタイムで更新されていくわけです。

ですので、複数の申し込みを行い場合に、最初に申し込んだカードローンの審査は、後から申し込んだカードローンについては影響を受けません。

もちろん、今までに債務整理や悪質な延滞行為をしてしまった場合は、はじめに申し込んだカードローンにも悪影響が出るのは明らかです。

後から申し込んだカードローンについては、他のカードローンについての情報を知ることができます。

審査基準は明らかにされていませんが、数日以内に複数のカードローンに申し込んでいたり、電話で審査状況を問い合わせてみたりといったことがわかれば、審査の時間は長くなる可能性が高いといえます。

ですが、審査が長くなる可能性はあっても、複数のカードローンに申し込むことによって、必ずしも審査に通りにくいとはいえません。

金融会社は、申し込み者の情報を総合的に判断して、合否を決定するからです。

複数のカードローンに申し込んでも、返済能力があると判断されれば、融資してもらえる可能性はあります。

クレジットカードのキャッシング枠にも注意が必要

クレジットカードには還元機能が付いているものもあって、大変便利なカードです。

ところが、クレジットカードには、「ショッピング枠」と「キャッシング枠」というものがあります。

ショッピング枠は、モノやサービスを購入することが可能な金額の枠です。ひと月に50万円のショッピング枠があれば、1ヶ月は50万円分の買い物をすることができるというものです。

それと似ているようで似ていないのが、「キャッシング枠」です。つまり、キャッシング(=お金を借りられる)機能のことです。

もちろん、無限に借りられるわけではなく、利用可能限度枠というものがあります。10万円などの少額なものが多いです。

しかし、このキャッシング枠のあるクレジットカードを持っていることで、誰でも簡単にコンビニなどのATMからお金を借りることができてしまいます。

簡単にお金を借りることが可能ということは、そのようなクレジットカードを何枚も持っているというだけで、その分簡単に借金が可能と判断されることがあります。

もしも、使っていないキャッシング枠付きのクレジットカードを何枚も持っているのであれば、使う分だけに整理しておいた方が賢明といえます。

カードローン審査に落ちる理由

先程説明したように、複数のカードローンを申し込んだという理由だけで、審査に多大な悪影響が出るということはありません。

審査に落ちてしまうには、それなりの理由があります。

総量規制をオーバーしてしまっている可能性

総量規制とは、消費者金融会社からお金を借りる際に、申し込み者は原則として、年収の1/3までしか借りることができないという仕組みです。

返済能力をわきまえないでお金を借りてしまうことから、消費者を守るための仕組みです。会社にとっても、貸し倒れを防ぐことができます。

例えば、年収300万円の人が、A社から50万円を借り、B社からも50万円を借りていた場合に、C社で申し込みを行っても、原則として審査には通りません。

しかし、この総量規制という仕組みは、銀行系のカードローンでは対象外となります。

申し込み記録があるのに、契約できていない場合

申し込み者の信用情報には、申し込み日の記録が残っています。

申し込みはしているのに契約ができていない場合は、単純に「この人にお金を貸して、返ってくるのか?」ということです。

「他社で貸してもらえないけれど、ウチは貸します!!」といった甘い話はないと思った方が良いです。

ローンは信用で成り立っていることをよく考えましょう。

過去に延滞を繰り返していた

明らかに信用を落としてしまいます。一番やってはいけないことです。信用情報には返済実績もしっかりと残っていますから、延滞は避けたいものです。

インターネットで簡単にモノが購入できる時代です。通販などで商品を買う際に分割で支払うときも、支払日までに必ず支払いましょう。

また、携帯電話やスマホを分割で購入した場合も注意が必要です。

機種代金は利用料にのってくる形で請求されることが多いです。機種代は立派なローンですから、利用料を延滞することは、機種代を延滞することになります。

数か月にわたって延滞すると、金融事故扱いになります。

金融事故も信用情報に記録されますので、カードローンだけでなく、様々なローン契約に影響を及ぼします。

審査に通るためにやっておくこと

審査でチェックされるのは、申し込み者の返済能力と総合的な人柄です。細かいことですが、申し込みの前に確認しましょう。

サイトでシミュレーションを活用する

大手金融機関のサイトでは、審査のシミュレーションができるところがあります。

項目に、正しく入力することによって、審査に通る可能性が高いか低いかがわかります。

この簡易審査ともいえるシミュレーションは、信用情報に記録されませんので、活用することに無駄はないといえます。

要らないカードは解約しておく

先にクレジットカードでも注意が必要だと説明しましたが、キャッシング枠付きのカードは持っているだけで簡単に借金ができます。

利用しないのであれば、解約をするかキャッシング枠をはずしておきましょう。

出来る限りスリムになることが大切です。

返済実績を積んでおく

今まで、全て現金で支払ってきた人も、実は返済能力に疑問を持たれます。参考になる信用情報がないためです。

しかし、そのような人はあまり心配ありません。今までたまたま現金で支払ってきただけですから。

分割で何かを購入するなどして、返済の実績を積みましょう。

もし、延滞を繰り返している人なら、そんな習慣はきっぱりとやめて、コツコツ返済実績を積んでいってください。

顔が見えない審査だからこそ、実績というものはとても大切です。

余分なものは持たずに、しっかりとした実績を持ちましょう。

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